普段から使用しているタキイ電気の工業用アイロンの紹介です。
タキイ電気の工業用アイロンを購入したきっかけは、たまたま訪れた中古ショップの片隅に置かれていたのを発見し、ひとめぼれしたからです。
この記事ではタキイ電気の工業用アイロンについて、調べたことや使用感などをまとめました。
タキイ電気とは
タキイ電気は、創業が大正14年と歴史が古く大阪に本社がある老舗です。
事業内容は工業用電熱器具製造・販売になります。
すごく簡単に言えば、工業用アイロン・自動アイロン・和裁電化鏝・電気コンロを製造している会社です。
一般の人からしたらほとんど馴染のない会社ですが、和裁をしている人でしたら誰でも知っている有名な会社です。
とくに和裁用のコテについては、代替えが利かないほど人気がある商品みたいです。
タキイ電気ですが2018年に廃業が発表されてネットのニュースなどで騒がれていましたが、2019/09/20にホームページ上に「和裁鏝の製造・販売も再開致します。」と記載があるため、復活を遂げたようです。
復活した理由は、タキイ電気を必要としている人が多かったからだと思います。
しかし、電気アイロン・電気コンロについては販売を中止してしまったようです。
詳細については、以下のHPを参照してください。
使用しているタキイ電気の工業用アイロンについて
まず、一般的なアイロンには珍しく木のケースに入っています。
工業用アイロンのサイズを示す数字が記載されています。
私が購入したのは、『5』というサイズですが、持ってみるとずっしりとしています。
アイロン台は多分アルミでできてます。
使用した感想
タキイの工業用アイロンはドライアイロンになるため、スチーム機能はありません。
そのため、使用する際はシワを伸ばしやすくするためにAIVILの霧吹きを使用しています。
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AIVILから発売されているアルミウォータースプレー(霧吹き)が高機能でシンプルに美しい
最近、以前から少し気にな ...
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アイロンをかけるための工程が一つ増えてしまいますが、アイロンがけが好き(ワイシャツのしわを伸ばすのが好き)なので苦にはなりません。
アイロン事体の重量が一般的なアイロンの倍くらいの重量があるため、少し力が必要になりますが衣類のしわが綺麗に伸びます。
大量生産品ではないこのタキイアイロンの質感や手に馴染むこの独特な感じは他のアイロンには無い物があります。
注意する点としては、アイロン本体が温まるまでに5分くらいかかるので一般的なアイロンのように直ぐには使い始められないので時間に余裕のある時にしか使用できないことです。
そのため主に休日の午前中などを使用してアイロンがけをしています。
まとめ
工業用アイロンは日常使いには向いていないので、使い手を選ぶと思います。
しかし、一般的なアイロンとは違う手作り感や質感、手に持った時の感触などは格別な物があります。
タキイの工業用アイロンは、もう修理を受け付けていないみたいなのでこの工業用アイロンを少しでも長く使えるように大切にしていきたいと思います。