2022年6月16日に発売されたLogicoolの「MX MASTER 3S」を購入しました。
システムエンジニアという職業柄、1日大半の時間に触れていることが多いい入力機器(キーボード、マウス)については、こだわりを持ったものを使用したいので、多少高額でも自分の気に入ったものを使用するようにしています。
今までは在宅勤務と出社が半々にの割合になることが予定されていたため、外出時でも持ち運びやすい「MX Anywhere 3」を使用していましたが、在宅勤務がメインになってきたため、軽量・コンパクトな部分を犠牲にしてでも、手にフィットしたものを使いたいという理由から「MX MASTER 3S」を購入したので、紹介します。
これから、MX MASTER 3Sの購入を考えている人やMX Anywhere 3とどちらを購入しようか迷っている人の参考になればと思います。
MX Anywhere 3については、以下の記事で紹介しています。
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つい先日、ロジクールからMX A ...
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使用して良かった点
- エルゴノミクスデザイン(人が無理なく使用できる形状)になっているので、フィット感が良い
- 縦・横スクロールがあるので、資料をサクサク読むとことができる
- USB Type-Cで給電でき、充電速度・充電持ちが良い
- Logicool Options+を使用することでボタンのカスタムが可能
使用して残念だった点
- とくになし
仕様について
仕様については以下になります。
仕様
- 高さ: 124.9mm
- 幅: 84.3mm
- 奥行き: 51mm
- 重量: 141g
開封
同梱品については以下になります。
同梱品
- マウス
- Logi Bolt USBレシーバー
- USB-C充電ケーブル(USB-A - USB-C)
- 保証書、保証規定
使用した感想
エルゴノミクスデザインなので握りやすい
エルゴノミクスデザインといって、人がより自然に・無理なく・効率的に扱えるよう最適化されたデザインになっているので、手のフィット感はとても良いです。
マウス全体を手で優しく握る込む形で使用するので、つまみ持ちをする時のような疲れはなく、マウスが右側に傾斜がついている形になっているので、自然な感覚で握ることができます。
本体を触った感触としても、サラサラしているよりも少しグリップ感があるので、操作していて滑ることもありません。
ボタンの適切な配置
標準だと上記のボタン配置になっており、一般的なマウスと比較すると多機能なボタン構成になっています。
「LOGI OPTIONS+」のソフトウェアを使用することにより、ボタンのカスタムをすることが可能です。
1 点気になるポイントとしては、私の手の大きさが小さいからなのかもしれませんが、親指で操作するジェスチャーボタンが押しにくく、ジェスチャー操作も使いにくいです。
基本的にキーボード操作メインで行っているので、問題ありませんが改善して欲しいポイントです。
親指で横スクロールできるのが快適
「MX Anywhere 3」と比較すると横スクロール部分も親指のみで可能なので、使いやすいです。
仕事の中で取り扱うExcelやスプレッドシートで作成された資料では、大量の列情報を扱うので、横に情報が広がっていきます。
そういった時に、親指のみで横スクロールが可能なのでとても便利です。
WEBサイトの閲覧や、簡単な資料だとなかなか横スクロールが必要な場面は少ないと思いますが、大量の情報を設計・管理する仕事だとよく使用する機能だと思います。
MagSpeed電磁気スクロールが快適
MagSpeedの電磁気スクロールが便利です。
スクロールホイールの手前にある「Shiftホイールモード」ボタンを操作することで、ラチェットモードとフリースピンモードの切り替えをすることができます。
ラチェットモード
高速にホイールを回すと自動でフリースピンモードに切り替わる。
フリースピンモード
ほとんどの作業時にはフリースピンモードを使用していますが、使用するソフトによってはラチェットモードの方が良い時があるので、切り替えて使用しています。
切り替えも「Shiftホイールモード」ボタンを押すだけなので、簡単です。
静音なのにクリック感はある
自宅での使用がメインになるので、あまり静音性についてはこだわりはありませんでしたが、実際に使用するとクリック音はほとんど聞こえません。
個人的な今までの感覚として、静音マウスはクリック感がつかめないので使いにくいイメージがありましたが、MX MASTER 3Sはクリック感は残した静音設計なのでとくに違和感なく使用することができます。
クリック感が残っているか残っていなかによって、使い心地が変わってくるので重要なポイントです。
3デバイスを切替えながら使用できる
3デバイスを背面のボタン1つで切り替えできる点についても、使いやすいポイントです。
仕事の関係で複数のパソコンを使い分ける必要があるので、ボタン1つでデバイスを切替えられることについてもマウスを選ぶ上で重要なポイントでもありました。
1番~3番にペアリングするデバイス割り当てる方式なので、接続したいデバイスに直ぐに接続できることも使いやすいと感じるポイントです。
切替時間もタイムラグはなく、直ぐに切り替えることが可能です。
充電に関しては問題ない
電源についてはリチウム電池(500mAh)を搭載しているので、定期的に充電をしながら使用する形になりますが、USB Type-Cケーブルに対応しているので、とくに不満もありません。
フル充電後最長で70日間使用することができるので、バッテリー持ちについては十分だと思いますし、もし充電が切れてしまったとしても1分の充電で3時間使用することができるので、とくに使用していて困ることはないと思います。
MX Anywhere 3と比較すると
MX Anywhere 3と比較すると自宅での作業がメインになるなら「MX MASTER 3S」、外出先や持ち運ぶことが多いいなら「MX Anywhere 3」かなと思います。
また、横スクロール機能をあまり使用することが無い方や普通のマウス形状が好きな方は「MX Anywhere 3」でよいと思います。
自宅での使用がメインで高度な作業をする方は、「MX MASTER 3S」が良いと思います。
まとめ
マウスの金額としては1万円以上するので高額な分類ですが、操作感や使い心地は最高です。
高額ですが、仕事道具で毎日使用するものだからこそ、納得のいくものを購入できて満足です。
今まで使用していた「MX Anywhere 3」は外出時に使用するマウスとして、今後は活用していく予定です。
「MX MASTER 3S」はお勧めなマウスなので、よかったら購入してみてください。