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分解・機能追加・増設可能でコスパが高いLenovo「ThinkCentre M720q」を学習用に購入【レビュー】

久しぶりにデスクトップパソコン(ThinkCentre M720q)を購入しました。

日常使いではノートパソコンの性能でも問題ありませんが、仮想化などで複数のOSを起動させる際や、大量データを使った複雑な処理をする際はデスクトップの方がメモリやディスク増設などの拡張性が高いので優れています。

今回、デスクトップを購入した理由は普段使用しているThinkpad  X280だとメモリやディスク容量が、仕事での検証や資格取得の勉強する際にスペック的に厳しかったからです。

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この記事では購入したLenovoの「ThinkCentre M720q」について紹介します。

お勧めポイント

  1. ディスクやメモリなどの増設が可能
  2. コンパクトなため、省スペースで設置可能
  3. 第9世代のCPU(Core i5)を使用しているので、処理能力が高い
  4. 不具合が発生してもパーツ単体で入手できるので、保守性が高い
  5. 中古価格(35000円前後で購入可能)が安い

気になるポイント

とくになし

仕様について

仕様については以下です。

仕様

  • 搭載OS:Windows 10 Pro 64bit
  • CPU:Core i5-9400T 1.80GHz
  • メモリ容量:8GB
  • ストレージ容量/種類:256GB/SSD
  • 光学ドライブ:なし
  • 有線LAN:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T Wake on LAN対応
  • 無線LAN:なし
  • Bluetooth:なし
  • メディアスロット:なし
  • USBポート[前面] :USB 3.1 Type-A x1 (内 Powered USB x1)、USB 3.1 Type-C x1 (内 Powered USB x1)
  • USBポート[背面] :USB 3.1 Gen1 Type-A x2、USB 3.1 Gen2 Type-A x2
  • モニターポート:VGA×1、HDMI×1、DisplayPort×1
  • 本体サイズ[幅x奥行x高さ]:34.5x182x179mm
  • 本体重量:1kg

開封

同梱品については以下です。

同梱品

  • PC本体
  • 電源ケーブル
  • キーボード
  • マウス

使用した感想

十分なポート数

十分なUSBポート数が確保されていることや、外部出力についても、VGA、HDMI、DisplayPortに対応しているので、日常使いで困ることはないと思います。

拡張性の高さ

ThinkCentreは家庭向け用ではなく、業務での使用がメインになるので、長時間の稼働に強いことや、不具合が発生してもパーツ単体で交換できるようにモジュール構造になっています。

そのため、型番から自分で交換用のパーツを購入して交換できたり、機能追加もできるため、僕自身も購入してから、以下のパーツを増設したり交換しました。

パーツの増設・交換内容

  • Wi-Fi/Bluetooth機能を増設
  • メモリ8GB増設
  • ディスク交換

Wi-Fi/Bluetooth機能の増設については、以下の記事で紹介しています。

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十分な処理能力

今回購入したモデルで使われているCPUは、Core i5-9400T(1.80GHz)です。

CPU型番の後ろに付与されている「T」の意味とは

後ろに「T」が付いたモデルは、動作周波数を抑えられた省電力化されたCPUです。

そのため、同世代のCore i5と比較すると動作周波数は落ちますが、作業内容的にそこま高負荷が掛からないことや、6コアと6スレッドあるので処理能力は足りると判断しました。

CPUの処理能力を気にすることも必要ですが、第9世代ぐらいになるとネットサーフィンやOfficeの使用といった日常的な用途だと何を買ってもそこまで大きな違いはないので、そこまで気にする必要はないと思います。

省スペースで設置可能

普段から使用しているLogicoolの「MX MASTER 3S」とThinkCentre M720qを比較すると、省スペースに設置できることが分かると思います。

普段作業に使用している書斎は、そこまで部屋が広くないので、ATXサイズのPCケースを置いてしまうと圧迫感を感じてしまうので、コンパクトであることが重要でした。

あまり目立たない形で部屋にPCを設置できることも、気に入っています。

Windows 10 Pro 64bitがインストール済み

OSにはWindows 10 Pro 64bit (日本語版)がインストールされています。

家庭向け用のPCだとWindows 10 Homeがインストールされていることがほとんどですが、OSのエディションがProだと以下の機能を使用できるので、エディションはProが良いと考えていました。

Windows 10 Proで使用できる機能

  • Hyper-V(仮想化)
  • リモートデスクトップ
  • BitLocker(ディスクの暗号化)

家庭向けの機能としては必要ありませんが、今回このPCは仕事での検証や資格取得の勉強用に購入しているので、どうしても上記の機能は必要でした。

もちろん、Windows標準機能を使わないで、フリーソフトを使用する方法もありますが、Windows標準機能の方が安定して使用できることや、普段から使用していて慣れているので必須でした。

まとめ

LenovoのThinkCentreは業務向け用PCのため、どこかの企業で使用されていたものが大量に中古市場に流れているタイミングを狙うことで、安く入手できると思います。

業務用ということもり、部品が壊れても部品単体で入手・交換できることや、必要に応じてメモリやSSDの増設もできるので、お勧めな機種だと思います。

気になった方ヤフオク!やフリマサイト、楽天、Amazonなどで探してみてください。

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