暮らしの物達

即書きの手を汚さないサンスターのmetacil(金属鉛筆)【レビュー】

先日ガジェット系の雑誌を読んでいて、sun-starから発売されているメタルペンシル(金属鉛筆)のmetacilに興味を持ったので思わず購入してしまいました。

最近は電子デバイスが普及しているので音声やキーボードなどの入力デバイスで文字入力できてしまうことや、ペーパーレス化などで紙に書くことが減ってきていますが、僕は普段からシャーペンや鉛筆は使用してメモやアイデアをまとめる習慣があるのでmetacilの書き心地や使い勝手を試してみたいと思ったからです。

この記事ではmetacilについて紹介します。

お勧めポイント

  1. 鉛筆やシャーペンと変わらずに使用できる
  2. 適度な重量感があるので書きやすい
  3. デザインが洗練されており、高級感がある
  4. そのまま直ぐに書き始めることができる

気になるポイント

  • ボディが金属なので冬場にヒヤッとする
  • もう少し濃く書けるとよい
  • ペン先は分解できるのに替芯がない

仕様について

仕様については以下になります。

仕様

  • サイズ:8角軸 直径7.8mm×全長160mm 
  • 重量:14g
  • 材質:アルミニウム 合金 銅

開封

同梱品については以下になります。

同梱品

  • metacil本体

使用した感想

書き心地は変わらない

書き心地については、何も意識することなく普通に使用することができるので通常の鉛筆と大きく変わりませんが、普段使用しているHB鉛筆と比較すると2H相当になるため、文字が薄いと感じてしまいます。

読めない薄さではないので今のところ実用性はとくに問題なく、書いた文字についても通常の消しゴムで消すことが可能です。

metacil本体が8角形になっているので、握った時に滑りにくくなっており、しっかり掴むことができるのでフィット感は良いです。

色鉛筆でよく使用されている丸角形形状にも、広い面積を塗る際に使用される平塗り(芯を寝かせて広範囲に塗る)時に、軸を回転させながら使用できるメリットはありますが、僕の場合は文字を書くことがメインなので8角形形状でしっかりと握ることができるということも重要でした。

使っていて気になることとしては、metacilはボディから芯まで金属でできているので冬場に使用すると通常の鉛筆よりは冷たく感じてしまうことです。

使用していれば、手の体温で温まるので気になることはありませんが、朝一番で使用する時はヒヤッとします。

そのため、合わせて購入したSoft-Gripを使用することでヒヤッとする感触や持ちやすさを向上させています。

使い方は簡単でペンに刺すだけで使用可能です。

見た目はシンプルではなくなってしまいますが、そのまま使用するよりも長時間使用する際に指が痛くなりにくかったり、手に持った時のフィット感が向上するのでカスタマイズして使用しています。

シンプルで洗練されたデザイン

metacilはボディから芯まで金属が使われているため、通常の鉛筆よりは重量感があることや、ロゴについてもシンプルに一カ所のみの刻印になっているため、高級感があります。

また、8角形状になっているため転がってしまわないようになっていることや、握りやすいので実用的で洗練されたデザインになっています。

削る必要なく16km書き続けることができる

実際に長期間使用しているわけではありませんが芯の摩耗が少ないため、16Km削らずに使い続けることができるとメーカの公式HPに記載があります。

シャーペンのように芯が無くなって書けないや、鉛筆のように削り忘れてしまったという心配がなく、使いたい時に握れば使用することができます。

手が汚れない

使用していてよかったこととしては、手が汚れないことです。

鉛筆を使用していると文字を書いた場所を手で触ってしまい黒鉛が手について汚れてしまいますが、metacilは金属鉛筆のため、手につく心配がありません。

左利きの人はとくに汚れが付きやすいと思うので、metacilを使用することで今まで悩みだった黒鉛で手が汚れてしまう問題を解決できるかもしれません。

ペン先は分解できるが替芯がない

ペン先については分解できるようになっているため、交換することができるようになっていますが、メーカー純正品の替芯を見つけることはできませんでした。

将来的には発売するのかもしれませんが、現在のところ発売されていないため、購入する方は注意する必要があります。(自己責任はなりますが、Amazonなどで探すとサードパーティ製の替芯を見付けることはできました。)

個人的には、今後様々な濃さの替芯が発売されて選択肢が増えることや、ボディ形状も合わせて選択肢が増えてくると利用者が増えると思います。

まとめ

高級感があり使用感につていも悪くありませんが、メーカ純正品の替芯がないことや本体ボディの形状が限られていることなど、まだまだ発展途上だと思います。

個人的には使っていて面白いと感じたことや、実用性も悪くないと思ったので今後利用者が増ることによって、製品の選択肢が広がってくると良いと思いました。

metacilは1000円前後するので通常の鉛筆と比較するとコストパフォーマンスが悪いことや、文字の濃さを選ぶことができなことなど、使用する人を選ぶ製品ですが個人的には満足しています。

-暮らしの物達
-