先日、以下の記事でも紹介していますが、Fireタブレットのドット抜けが発生した際に端末交換のためにバックアップと復元をしました。
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Fireタブレットでドット抜けが発生した時の対処方法と端末交換について
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システムやデータのバックアップが必要になったり、復元が必要になる場面としては、買替えや修理交換の際がほとんどのため、普段から使用しない機能ですが、備忘録のためにこの記事では、Fireタブレットのシステム・データバックアップ方法と復元方法について紹介します。
また、初期化方法については以下の記事で紹介しています。
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Fireタブレットの初期化方法と事前にやっておくべきこと
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バックアップが不要なもの
以下のデータについては、Amazonアカウントで再度ログインすればダウンロード可能なため、バックアップは不要になります。
バックアップが不要なもの
Kindleやプライムビデオ、プライムミュージックなどのAmazonで購入したコンテンツ
システムのバックアップと復元方法
バックアップができるシステム設定
以下のシステム設定を初期化した端末で復元したい場合や、新しいFireタブレット端末で復元したい場合は、事前にシステムのバックアップをする必要があります。
不要な場合は、バックアップの必要はありません。
バックアップできるシステム設定
- Fireの端末設定
- ネットワーク設定
- ブックマーク
- インストールされたアプリ
システムのバックアップ方法
「設定」から「端末オプション」を選択する。
「バックアップと復元」を選択する。
「バックアップと復元」を有効化する。
注意ポイント
システムのバックアップは手動で取得できません。
週に一度、Wi-Fiに接続されたままスリープ状態になると自動実行されるので、日頃から「バックアップと復元」はONにしておく必要があります。
また、初期値だとOFFになっているので有効化の設定が必要になります。
システムの復元方法
システムの復元については、手動でいつ時点のものに戻すといった運用はできません。
システムバックアップを使用して復元が行えるのは、「新しい端末購入した際」と「初期化した際」に限られます。
データのバックアップ方法と復元方法
バックアップができるデータ
データのバックアップについては、システムのバックアップと復元ではできないため、個別にバックアップする必要があります。
主なデータのバックアップ対象は以下になりますが、不要な場合は、バックアップの必要はありません。
個別にデータのバックアップが必要なもの
- 写真や動画などのFireタブレットで撮影したデータ
- PDFファイル等のダウンロードしたデータ
- 自分で作成したドキュメント
- アプリ内のデータ
バックアップと復元(SDカードを使用する)
FireタブレットではmicroSDカードが使用できるので、端末本体のデータをmicroSDカードに移してしまう方法があります。
バックアップと復元(別の端末に転送・クラウドストレージを使用する)
個人的にお勧めな方法ですが、Fireタブレット以外の端末(スマホ、iPad、PC)やクラウドストレージにデータを転送してしまうことです。
クラウドストレージを使用することで、Fireタブレット以外の端末からデータの参照・更新が可能になるため、データの一元管理が可能になります。
詳細については、以下の記事でも紹介しています。
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Fireタブレットとスマホ・PC間でファイルを送受信する方法
普段から以下の記事でも紹介しているFire HD 10 Plusを使用しています。 日頃からブログの記事などを作成するするために、Fireタブレットで取得した画面キャプチャーをスマホ・パソコン間で送受 ...
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注意ポイント
アプリ内のデータバックアップには対応していないため、各種アプリ内記載のデータバックアップ方法に従う必要があります。
まとめ
Windowsのイメージバックアップのように全ての情報が1ファイルに集約した形でバックアップができて、復元をしたら端末の設定や画像ファイルなどの全ての情報がそのまま戻るようなことができれば便利ですが、Fireタブレットではできません。
個人的には、日頃から必要なデータはクラウドストレージに保存しておき、初期化する際や新規で端末を購入した際はシステムバックアップで戻すだけの運用がシンプルで良いと思います。
後で慌てないためにも、日ごろから大切なデータの置き場所については考えておくことが大切です。