普段から書斎でテレワークや勉強、趣味に没頭したりなどさまざまなことをして1日の大半を過ごしています。
1日の大半の時間を過ごす書斎では、作業中のBGMやニュースなどを聞くためにiPadからラジオを流していますが、少し雰囲気のある音で聞きたいと思っていました。
当初はラジオ本体を購入することも考えましたが、ノイズが少なくクリアに聞きたかったことや、住んでいる地域に左右されずに好きな番組を聞きたいと思ったことから、iPadやスマホのラジオアプリからBluetoothスピーカーに接続してラジオを聞くことにしました。
また、音楽なども聞きたかったことから汎用的に使用できるBluetoothスピーカーが欲しいと思っていました。
何のBluetoothスピーカー購入するかを迷っていた時に、MarshallのBluetoothスピーカー(Acton III)が発売されることを知り、店舗の実機を見に行った際に一目惚れで購入してしまいました。
実際に使用する中で、僕の使用用途にピッタリだったことや、本体の質感や、使い勝手がよかったので紹介します。
お勧めポイント
- 2ウェイのドライバーシステムが搭載されているため、高音と低音の迫力ある音を楽しむことができる
- デザインがカッコイイのでインテリアとしてもなじむ
- 質感が高いので所有欲を満たしてくれる
- 操作がシンプルで簡単
- サステナブルを意識した環境に優しい素材が使われている(リサイクルプラスチック、ビーガン素材など)
- 次世代Bluetooth規格の「LE Audio」に対応予定
気になるポイント
- 価格は少し高め
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 形式:アクティブスピーカー/バスレフ型
- 通信方式:Bluetooth®5.2
- 対応コーデック:SBC
- パワー・アンプ:ウーファー用30W D級アンプx1/ツィーター用15W D級アンプx2
- 再生周波数帯域:45~20,000Hz
- ワイヤレスレンジ:約10m
- 入力電圧:100~240V
- 最大音圧レベル:95dB@1m
- 入力端子:3.5mmステレオミニプラグ
- 重量:約2.85kg
- サイズ:W260xH160xD150mm
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- Acton III本体
- 電源ケーブル(日本用・海外用の2種類)
使用した感想
圧倒的なサウンド力
Marshallはアンプを専門に製造している老舗だけあって、音は良いです。
見た目では分かりませんが、2ウェイのドライバーシステムが搭載されているため、高音と低音の迫力ある音を出力するこができます。
iPadからそのまま音楽やラジオ流した時と比較するとラジオ パーソナリティの声をよりクリアに聞くことができたり、臨場感を味わうことができます。
シンプルな操作感
Acton IIIをコントロールするための操作ノブ、外部入力端子は全て、本体上部に設置されているため、操作性は高いです。
スマホのアプリから操作しても設定を変更できますが、ロックを解除したりアプリを立ち上げるのが手間なので、直接手でダイヤルを操作した方が早いので便利です。
操作ノブと外部入力端子
- 電源スイッチ:電源のON・OFFが可能
- メディアコントロール(再生・停止や次の曲への遷移などが可能)
- TREBLE:高音のコントロール
- BASS:低音のコントロール
- VOLUME:音量のコントロール
- SOURCE:BluetoothとAUXの切替え
- AUX端子:3.5mmのAUX入力端子
真鍮のコントロールノブが美しい
写真でどこまで伝わるのか分かりませんが、真鍮のコントロールノブが美しく、質感が高いので所有欲を満たしてくれます。
Acton IIIよりも安くて高音質なBluetoothスピーカーはありますが、この質感やデザインは他のブランドにはない特徴でとくに気に入っているポイントです。
この質感やデザインの良さが、価格が高くても購入を決めたポイントでもあります。
サステナブルな素材
サステナブル(持続可能性)を意識して、70% のリサイクルプラスチックとビーガン素材のみで構成されたPVC(ポリ塩化ビニル) を使用しない材料で作られています。
ビーガン素材とは
合成素材や植物などの非動物性の材料を使って作られた素材
ビーガン素材なので本革のように経年変化はしませんが、オイルを塗る必要がないなどメンテナンスフリーで使用できます。
長期間使用した際に加水分解で本体の表面がベタベタにならないかは、気になるところです。
Bluetoothによる接続が可能
Bluetooth接続に対応しているので、iPadやスマホ等とワイヤレス接続できます。
Bluetoothを使用したワイヤレス接続は今では当たり前ですが、平成生まれの僕にとっては有線での接続やCDやMDを交換して音楽を聞く事が主流だったので、技術の進歩を感じます。
まだ準備中でこれからアプリを通してアップデートされる予定ですが、新しいBluetooth 規格のLE Audioにも対応するそうです。
今の性能でも十分だと感じていましたが、LE Audioに対応することで、少ない消費電力で高音質の音楽再生が可能になったり、低遅延で音楽を楽しむことができます。
本格的な普及は2023年以降になると思いますが、楽しみです。
また、3.5mmのAUX入力にも対応しているので古いウォークマンやiPodを有線で接続できます。
2種類の電源ケーブルが用意されている
電源ケーブルは背面側に接続するようになっています。
また、電源ケーブルは海外用と日本用の2種類付属します。
まとめ
Bluetoothスピーカーの中では高価な部類に入ると思いますが、デザインや質感、臨場感ある音を楽しめるので、満足しています。
音楽やラジオを聞くだけのスピーカーだけではなく、インテリアとしても部屋を彩ってくれるお勧めのスピーカーです。