先日、ICカードリーダーを使用して、自宅でSuicaのチャージやマイナンバーを使用した公的サービスを使用する必要があったので、SONYから発売されているパソリRC-S380(ICカードリーダ)を購入したので紹介します。
ICカードリーダーっていうと、駅の改札で使用するPASMOやSuica、会社の入館証などで使用するイメージがありますが、実は簡単に個人でも購入して使用することができます。
価格は3000円前後で売られており、パソコンのUSB端子に接続して使用します。
ちなみにですが、ICとはIntegrated Circuitの略称で日本語に直訳すると集積回路です。
お勧めポイント
- デザインがシンプルなので、カッコイイ
- 自宅でSuicaの残高確認やマイナンバーカードを使用した公的サービスを使用できる
- カードを固定するためのホルダーが付属するので、正しくカード認識できる
気になるポイント
とくになし
ICカードリーダを使用してできること
交通系のICカードの残高確認
Suicaの公式サイトから利用履歴の確認やチャージなどを行うことができます。
注意ポイント
■2023年5月追記
2021年2月9日(火)で全てのサービス提供を終了してしまいました。
電子マネーの残高確認やチャージに使用できる
『楽天Edy』、『WAON』などの各種電子マネーの残高確認やチャージ、ネットショッピング決済などに使うことができるため、利用頻度の高い人にはお勧めです。
マイナンバーカードを使用して公的サービスを使用できる
マイナポータルを使用する際のカード認証として使用できます。
マイナポータルでは、行政機関などが保有する自分自身の個人情報を確認することができたり、『国税電子申告・納税システム(e-Tax)』や『ねんきんネット』や『MyPost(日本郵便)』と連携することにより、様々な申請ができます。
特別定額給付金のオンライン申請についても、RC-S380を使用することでできます。
仕様について
仕様については以下になります。
仕様
- 通信距離(対カード・デバイス):最大約20 mm(機器外装面からの距離)
- 通信速度(対カード・デバイス): 106 kbps、212 kbps、424 kbps
- 搬送波周波数(対カード・デバイス):13.56 MHz(±50 ppm)
- 質量:約36g(USB ケーブル除く)
- 外形寸法(幅× 高さ× 奥行き):約60 mm × 11 mm × 100 mm
- 外部インターフェース:USB(full-speed)
- USB ケーブル長:約1 m
- 動作電圧:DC 5 V(USB より供給)
- 消費電流:動作時最大200 mA
開封
同梱品については以下になります。
同梱品
- 取扱説明書
- かんたんセットアップガイド
- カードホルダー
- 専用スタンド
- USBケーブル
使用した感想
デザインがシンプルでカッコいい
まず、デザインがシンプルなので気に入っています。
カラーがブラックで、全体的にコンパクトにできているため、机に置いておいても違和感がない作りになっています。
国内メーカーである
海外メーカーの製品もありますが、なるべくトラブルを少なくしたいという思いからSONY製であるRC-380を選びました。
初期不良などの不具合があった際に、サポートセンターに電話できるところも国内メーカーの製品を選ぶメリットだと思います。
また、海外メーカーの製品と比較をすると日本メーカーの製品は少し価格が高くなりがちですが、RC-380は2500円前後という低価格で購入できます。
毎日使用するものではないので、そこまでお金を掛けたくなかった僕にとってピッタリの製品でした。
カードの固定ができる
個人的に一番使いやすいなと感じている点はカードホルダーを使用することで、カードを固定しておく必要がなくなるため、認証する際に手で押さえる必要がなくなることです。
シンプルな構造で地味な部分ですが、カードがズレていて認識できなかった確率を減らすことができます。
まとめ
今回、僕がICカードリーダーを購入した最大の理由が、マイナポータルで自分の個人情報がどのように登録されているかについて確認したかったからです。
良い話を聞かないマイナンバー制度ですが、実際にマイナポータルから確認してみると正確に個人情報が登録されており、WEBから必要な情報が確認できたり、申請ができたりなど生活を便利にするためのサービスだと改めて思いました。
まだまだ、このマイナンバーカードを使用してできることは少ないかもしれませんが、将来的に機能が拡張されればきっと今より生活が便利になると思います。