パソコンで映画を見る時の音質を改善したかったことや、気軽に使用できる簡易的なスピーカーが欲しかった理由からパソコン用のスピーカーを探していました。
主な用途としては、YoutubuやAmazonプライムビデオ等で動画を見たり、勉強等をする際にBGMを流す程度のため、アンプやスピーカーをチューニングして楽しむよりは、気軽に使用できることが重要でした。
何を購入するかについては迷いましたが、パソコン用のスピーカーについて検索を行うと必ず上位に表示されるほど定番商品で口コミの評価もよかったBOSE Companion 2 Series IIIを購入したので、紹介します。
お勧めポイント
- 低音がよく響く
- 音に臨場感があるのでゲームや映画を見る時の用途にピッタリ
- 操作がシンプルで良い
- AUXが2つ用意されているので、PCとMP3プレイヤーの両方接続できる
- デザインがカッコイイ
気になるポイント
- Bluetoothが使用できないことや左右でスピーカーが分離しているため、配線が増えてしまう
- オートスリープ機能がない(電源のON・OFFを手動で行う必要がある)
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- スピーカーチャンネル構成:2
- 接続方式:有線接続のみ
- 出力ワット数:20W
- 幅x高さx奥行き:80x190x150 mm
- 重量:1.54kg
- 入力端子:AUX×2
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- オーディオ入力ケーブル(ミニプラグ付き)
- スピーカーケーブル
- ACアダプターパック(使用する地域に合わせて電源プラグを変更することができます。)
- 取扱い説明書
使用した感想
さまざまな国で使用可能
付属のアダプタを使用することで電源コンセントの形状を交換できるので、日本以外でも使用可能です。
海外で使用することはないので個人的には不要ですが、あると役に立つ人もいると思います。
操作がシンプル
操作するのは右側のスピーカーにある音量調整ダイヤル(電源のON・OFF含む)のみのため、操作がシンプルで簡単です。
注意ポイント
欠点としては自動スリープ機能がないため、電源を切るのを忘れてしまうと電源がいつまでもONのままになります
取扱い説明書には、「コンピューターと音楽再生アプリケーションの音量を最大の75%程度に合わせてからスピーカーの音量を調整する」と記載があるため、使用する機器の音量を75%前後にしてからスピーカー側で調整を行うようにしています。
また、僕はあまり使用していませんがヘッドホン出力 (3.5mmイヤホンジャック)があるので、ヘッドホン再生に切り替えることもできます。
AUXが2つ使用できる
右側のスピーカー部分には接続端子があり、左側のスピーカーはスピーカーケーブルのみの構造になっていて、ケーブルは直付けされています。
接続端子
- TO LEFT SPEAKER:左側のスピーカーと接続を行うための端子
- DC POWER:電源ケーブル用の端子
- AUX IN:AUXの入力端子
- FROM COMPUTER:AUXの入力端子
AUXが2系統接続可能なため、パソコンとウォークマンやiPodなどのMP3プレイヤーを接続できます。
Bluetoothには対応していない
Bluetooth接続には対応していないため、最近のiPadやスマートフォンと接続するには以下のような専用の変換アダプタが必要です。
ケーブル類がゴチャゴチャしてしまう
使用するなかで気になったこととしては、Bluetooth接続できないことや左右でスピーカーが分離しているため、ケーブル類が増えてしまうので、ゴチャゴチャした印象になってしまうことです。
配線をきれいにまとめるための工夫が必要になるので、ケーブル類を増やしたくないという方はBluetooth接続に対応したサウンドバーの方がお勧めです。
音の特徴
低音が響くのでゲームや映画に最適
音のイメージとしては、低音が強調されて響くのでドンシャリ系のスピーカーのため、ゲームや映画、動画を見る際に臨場感を味わいたい方にお勧めなスピーカーだと思います。
僕はCompanion 2 Series III を主に、パソコンでAmazonプライムビデオやHuluを見る際に使用していますが、パソコンの内臓スピーカーのこもった音と比較すると圧倒的に音質が改善されて臨場感が生まれるので、映画に没頭して楽しむことができるようになりました。
もし低音の響きが気になる方は裏側にあるバフレスポートにスポンジなどを詰めることで低音の響きをコントロールできるので、試してみてください。
普段使用しているスピーカーとの比較
普段はDENONのプリメインアンプ(PMA-600NE)を使用して音楽を聞いていますが、全く正反対の特徴があるので使用用途で分けて使用しています。
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プリメインアンプ(PMA-600NE)の音の特徴はフラットなので、聞いていて心地よく作業時にBGMを流したい時に主に使用しています。
ドンシャリ系の音だと長時間聞いていると聞き疲れをしてしまうので、ゆったりとしたい時には最適です。
逆にCompanion 2 Series IIIは、低音が響くドンシャリ系のスピーカーのため、映画やゲームをする際に迫力を生むことができます。
書斎で映画をよく見ることもありますが、プリメインアンプ(PMA-600NE)だと響きが足りなく迫力を感じにくいですが、Companion 2 Series IIIだと映画の臨場感を味わうことができます。
音楽を聞く時はプリメインアンプ(PMA-600NE)を使用し、パソコンで映画や動画を見る時はCompanion 2 Series IIIを使用する使い分けをしています。
まとめ
全体的な感想としては購入して満足しています。
1万円前後で購入できるスピーカーで、ここまでパソコンの音質が改善されるとは思いませんでした。
低音が響くので、ドンシャリ系のスピーカーが好きな方や映画の臨場感を味わいたい方にはとくにお勧めできるスピーカーだと思います。
個人的には音楽を聞く時はフラットな音質が好きで、映画を見る時はドンシャリな音質が好きなため、DENONのプリメインアンプ(PMA-600NE)とBOSEのCompanion 2 Series IIIをしばらくは用途に合わせて使い分けていきたいと思います。