この記事ではパソコンやスマートフォン、タブレットで使用するウェブブラウザをGoogle Chromeで統一することによるメリットについて紹介します。
Android端末だと標準で提供されているGoogle Chromeを使用している方がほとんどだと思いますが、iPhoneだとSafariを使用していたり、WindowsパソコンだとIEやMicrosoft Edgeを使用している方がほとんどだと思います。
どのブラウザを使用してもとくに困ることはありませんが、使用しているブラウザをすべてGoogle Chromeで統一することによって同期機能が使用できるため、様々なメリットが生まれます。
Google Chromeに統一することのメリット
- ブックマークの同期ができる
- 履歴の同期ができる
- パスワードの同期ができる
- タブの同期ができる
同期できる項目
主な同期項目について、まとめました。
※使用しているデバイスやOSなどによって同期できる項目に差異があるので注意が必要です。
項番 | 項目 | 同期内容 |
1 | アプリ | Google Chrome用アプリの同期 |
2 | ブックマーク | ブックマークの同期 |
3 | 拡張機能 | Google Chromeに追加した拡張機能の同期 |
4 | 履歴 | WEBサイト閲覧履歴の同期 |
5 | 設定 | Google Chrome自身の設定内容の同期 |
6 | 開いているタブ | 各デバイスで開いているタブの同期 |
7 | パスワード | Google Chromeに記憶させた各WEBサービスで使用するログインIDとパスワードの同期 |
8 | 住所・電話番号 | フォーム入力設定(住所・電話番号)の同期 |
9 | Google Payでのお支払と住所 | Google Payに登録されたクレジットカード情報や住所の同期 |
同期項目の設定方法
各デバイスで同期させる項目については、デバイス毎でカスタマイズ可能ですが僕は全て同期するように設定しています。
同期する際の注意点
パソコンでの同期項目
パソコンでの同期設定方法は以下になります。
設定方法
iPadでの同期項目
iPadでの同期設定方法は以下になります。
設定方法
Androidでの同期項目
Androidでの同期設定方法は以下になります。
設定方法
同期することのメリット
同期できる項目は複数ありますが、その中でも僕自身が同期することによって使いやすいと感じている項目について紹介をします。
ブックマーク
Google Chromeを使用する最大のメリットが、各デバイス間でブックマークの同期ができることだと思います。
スマートフォンでブックマークした内容が、パソコンのブックマークにも同期されて反映されるのでブックマークを二重管理する必要がありません。
また、複数のパソコンを使用している人は端末を意識することなくブックマークを使用することができるので便利な機能です。
履歴
Google Chromeで開いたWEBサイトの閲覧履歴についても同期をすることができます。
スマートフォンで開いたWEBページを後からパソコンで確認することができるので、便利です。
僕自身も、スマートフォンを使用して仕事の合間や電車の中、自宅で調べた技術文章や欲しい物について検索をした内容を後からパソコンで確認をする際に履歴を使うことがあって、便利に活用しています。
パスワード
Google Chromeに記憶させた各WEBサービスで使用するログインIDとパスワードを同期することができます。
この機能はセキュリティを考えると賛否両論あると思いますが、僕は便利なので使っています。
Amazonだったり、楽天、その他様々なWEBサービスをiPadやスマートフォン、複数のパソコンで使用していると管理が複雑になるのでパスワードの同期機能はすごく助かっている機能です。
ただし注意するポイントもあって、デバイスを紛失した際や盗難にあった際は、知らない人に勝手に使われしまう可能性があるので、扱いには注意が必要です。
タブ
あまり使用していない機能ですが同期することによって、各デバイスで開いているタブを別のデバイスから開くことが可能になります。
例えばですが、iPadで開いていたタブをパソコンで開くといったことが可能になります。
iPadでWEBサイトの閲覧をしていて、Windows用でダウンロードしたいファイルなどがある時は活用しています。
まとめ
スマートフォンやパソコン、タブレットなどの複数デバイスを日常的に使用している方にはGoogle Chromeはお勧めなブラウザだと思います。
とくにブックマークの同期やWEBサイトの閲覧履歴、パスワードの同期機能はGoogle Chromeの同期機能の中でもとくにお勧めな機能なので、是非活用してみてください。