Appleが提供しているiCloudですがどんなことができるのかについて、知らない人も多いいと思うのでこの記事では紹介をします。
iPhoneやiPadを使用する際に作成をするApple IDがあればiCloudを使用することができるので、そこまで難しいものではありません。
iCloudは無料で使用できる便利な機能なので、iPhoneやiPadを使用している方には是非活用してもらえたらと思います。
iCloudとは
iCloudとはAppleが提供しているクラウドサービスで、 Apple IDを持っていると使用することができます。
※ Apple IDの作成事体は無料なので、誰でも使用することができます。
iCloudはクラウドサービスのなので、Apple IDとパスワードさえ分かれば、iPhoneやiPad、パソコンなどのデバイスを意識せずにどこからでもアクセスをすることができます。
主な使用用途については下記で紹介をしていますが、Appleが管理しているクラウドサービス上に画像や動画などのデータを保存したり、iPhone等で取得した端末バックアップデータの保存等に使用します。
つまり、容量ベースの契約をすることで使用できるサービスになります。(5GBまでは無料)
iCloudでできること
iCloudでは上記画像にあるように様々なサービスを使用することができます。
機能が多いいので全てを紹介することができないため、代表的な4つの機能について紹介します。
メールの利用
「icloud.com」のメールアドレスを使用することができるようになります。
送受信したメールはicloudに保存されるため、パソコンやiPhone、iPadなどから操作することが可能になります。
そのため、端末に依存することんなく同じメールアドレスが使用できるので、便利なサービスです。
写真や動画などの自動同期によるバックアップ
撮影した写真や動画をiCloudに同期を行うことによって、常にバックアップを取得している状態にすることができます。
また、パソコンからiCloudを開くことによってiPhoneで撮影した写真をパソコンに取り込むといったことも可能になります。
iPhoneの探索
この機能は個人的に便利な機能だと思っていて、もしiPhoneやiPadを紛失してしまったとしても電源が入っていてネットワークに繋がっている状態ならパソコンからどこにあるのかを探し出すことができます。
実際に試しに探索をしてみましたが精度も高く、どこにデバイスを置いてあるかを一瞬で確認することができました。
そのため、デバイスを失くしてしまった時には大活躍するサービスです。
端末バックアップの保存
iCloud バックアップを使用してiPhone、iPad、iPod touch 上にある情報のコピーをiCloudに保存しておくことによって、バックアップデータの管理をAppleに任せることができます。
また、使用しているデバイスを買い換えた際にiCloud にあるバックアップデータから復元を行うことによって、すぐに今までのデバイスと同じ設定で使い始めることが可能になります。
バックアップできるもの
- App データ
- Apple Watch のバックアップ
- デバイスの設定
- ホーム画面と App の配置
- iMessage、テキスト (SMS)、MMS メッセージ
- iPhone、iPad、iPod touch 上の写真とビデオ
- Apple サービスからの購入履歴 (音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなど)
- 着信音
- Visual Voicemail のパスワード (バックアップ時に使っていた SIM カードが必要)
詳細については以下のリンクを参照してください。
料金体系
iCloudは5GBまでは無料で使用することができますが、5GB以上を使用しようとすると月額で料金を支払う必要があります。
容量 | 月額料金 |
50GB | 130 |
200GB | 400 |
2TB | 1300 |
200 GB と 2 TB のプランの場合、ファミリー共有を使用することによって容量を家族と分け合うこともできます。
注意するポイント
容量
iCloudは上記でも記載している通り、5GBまでは無料で使用することができますが、5GB以上を使用する場合は別途月額料金を支払う必要があります。
そのため、無料の5GBプランで使用する場合は容量を節約して使用する必要があるため、写真や動画の自動同期は容量的に厳しいと思います。
無料の5GBプランで使用する場合の現実的な使用方法としては、「メモ」や「メール」、「バックアップ」での使用がメインになると思います。
パスワードは複雑にする
クラウド上に画像や動画などのデータをアップロードすることになるので、パスワードを複雑なものに設定をする必要があります。
デバイスに直接データを保存しているわけではないので、どこからでもアクセスできるメリットがありますが、ユーザIDとパスワードが分かってしまえば、誰でもアクセスできてしまいます。
そのため、ログイン情報流出に備えてiCloudにログインする際には2ファクタ認証の設定をしておくことをお勧めします。
2ファクタ認証とは
新しいデバイスから初めてログインをする際に、すでに信頼済みの電話番号に送信される 6 桁の確認コード が必要になるため、セキュリティを向上させることができます。
まとめ
5GBの無料プランだとできることは限られてしまいますがiCloudを使用することによって、メールやデバイスの探索、バックアップなどの便利な使い方ができます。
iPhoneを使うためにApple IDをなんとなく登録しているため、iCloudについて知らない人も多くいると思いますが、5GBまでは無料で使用できる便利な機能なので良かったら試しに使ってみてください。