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M4 Mac miniの最小構成でも4Kの動画編集がサクサク【レビュー】

昨年から、DaVinci Resolveを使った動画編集をしていて、現在使っているノートPC(ASUS Zenbook 14X OLED)でも4K動画の編集ができますが、動作がもっさりとしていたり、フリーズしてしまうことが多かったので、快適に動画編集ができるPCがほしいと思っていたところ、コストコでM4チップを搭載したMac miniの最小構成が割引価格で売られているのを見つけて、勢いで購入してしまいました。

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お勧めポイント

  1. 本体がコンパクトなので、スペースを取らない
  2. 処理能力が高い(4K動画の編集がサクサクできる)
  3. コストパフォーマンスが高い

気になるポイント

  • Windowsを普段メインで使用していると、慣れるまでに時間がかかる

仕様について

仕様については以下です。

仕様

  • チップ:Apple M4
  • CPU:10コア
  • GPU:10コア
  • Neural Engine:16コア
  • ユニファイドメモリ:16GB
  • ストレージ:256GB SSD
  • Ethernet:ギガビット
  • Thunderbolt 4ポート: 3
  • HDMIポート:1
  • USB-Cポート:2
  • ヘッドフォンジャック:1

開封

同梱品については以下です。

同梱品

  • M4 Mac mini本体
  • 電源コード

最小構成にした理由

使用用途から考えて性能が足りていた

Youtubuやブログなどのレビューを見て、最小構成でも4K動画の編集ができることが分かっていたので、最小構成にしました。

また、購入したM4 Mac miniからスペックが全体的に上がっており、とくに標準メモリ容量も8GBから16GBにアップグレードされています。

今後の使用用途を考慮しても、これ以上のスペックは不要だと判断できたので、最小構成にしました。

ディスク容量は後から拡張できる

構成で1番悩んだポイントがストレージの容量でした。

1回動画撮影すると容量が100GBを超えるため、最小構成の256GBだと足りませんが、M4 Mac miniのSSDはモジュール式になっているため、後から交換できます。

SSDの規格が独自なので今は気軽に購入できませんが、Appleのカスタマイズで1TBを選択すると6万円追加になってしまうので、今後M4 Mac miniで使用できるSSDが各社から発売されて、Amazonで購入できるのを待ちたいと思います。

それまでの間は、ストレージを拡張するために外付けSSDを使用し、容量が足りない部分を補う予定です。

使用した感想

小型のため、置き場所に困らない

高さ5.0cm、幅12.7cm、奥行き12.7cmのコンパクト設計のため、デスクのスペースを取りません。

デスクの上に直接置いていますが、邪魔になることはなくシルバーの筐体がいいアクセントになっています。

今でも使用している同じ小型のThinkCentre M720qにWi-Fi カードを取り付ける際は、背面にアンテナが必要なため、邪魔に感じることがありましたが、M4 Mac miniはアンテナ不要で全体的にスッキリとしているので気に入っています。

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インターフェースは最小限

映像出力やデバイスを接続するためのインターフェースはEthernet、Thunderbolt 4、HDMI、USB-C、ヘッドフォンジャックになっていて、必要最小限の構成になっています。

最近はUSB Type-Aを使用することは少なくなりましたが、有線でキーボードを接続したり、ウォークマンやiPodなどの古いデバイスを接続する際には必要になるので個人的にはあると嬉しかったポイントでした。

USB Type-Aポートががなくても、ドッキングステーションやハブなどを使用すればよいので、特に困ることはありません。

4K動画の編集が快適

今回、M4 Mac miniを購入して一番やりたかったことが動画編集でした。

今まで使用していたノートPC(ASUS Zenbook 14X OLED)とM4 Mac miniで、DaVinci Resolveの使用感を比較すると動画編集時のカクツキや、異常終了してしまう回数が大きく減りました。

また、動画の書き出しについても約1.5倍くらい早くなったので、作業の待ち時間も減りました。

4K動画でもサクサク編集できてしまうので、M4 Mac miniのスペックの高さに驚きました。

macOSに慣れるまで時間がかかる

プライベートでも仕事でもWindowsしか使ってこなかったため、正直macOSの操作に慣れるまでストレスはありました。

文字入力やショートカットキーの使い方が違うことなど、普段と操作が異なる部分が多いので慣れるまで時間がかかりましたが、1週間ほど毎日使っていると慣れてきます。

もともと、Macを使っている方なら操作は変わらないので、すんなりと使用できると思いますが、Windows からMacを使おうと思うと慣れるまでが大変です。

まとめ

割引につられて勢いで買ってしまったM4 Mac miniですが、4K動画もサクサク編集できてしまうスペックの高さで、9万円台で購入できてしまうため、コストパフォーマンスは高いと思います。

後は使いこなすだけだと思うので、macOSの操作に慣れていこうと思います。

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