いつでも気軽に使用できるフィルムカメラが欲しいと思い、MINOLTAの「TC-1」を購入しました。
この「TC-1」は高級コンパクトカメラという位置付けのカメラのため、中古相場でも新品のミラーレスカメラが購入できてしまうくらいの高い金額で取引をされていますが、1996年に発売されたフィルムカメラなので状態が良いものが少ないです。
これから状態が良い個体が減ってしまい価格が高騰してしまうことや、たまたまカメラ屋で状態が良い個体を見つけることができたので、巡り合わせだと思ったことから、思い切って購入することにしました。
この記事では、僕がこのTC-1で使用しているアクセサリーや使用した感想などを紹介します。
お勧めポイント
- ポケットに入ってしまうくらいミニマルなので持ち運びに気を使わない
- 設定ボタンや設定項目が少ないので、誰でも簡単に使用することができる
- 写真の質感が良く、描写力が高い
- 28㎜なので広角撮影が可能
気になるポイント
- 中古相場が高いので気軽に購入できるカメラではない
仕様について
仕様については、以下になります。
仕様
- 幅x高さx奥行き:99x59x29.5 mm
- 重量:185g
- 電池:CR123A(リチウム電池)
- シャッタースピード:1/350~8
- 絞り:3.5~16
- 画角:28㎜
- 最短撮影距離:45㎝
合わせて購入した物
フィルム
35㎜のフィルムが必要になります。
フィルムはkodakか富士フイルムを購入することが多いいです。
ネックストラップ
カメラを首からぶら下げたり、撮影時にカメラを落下させないように手に巻き付けておくためにHAKUBAから発売されている PixGEAR(KST-48NV)を使用しています。
ストラップ部分が着脱できるようになっているため、収納時に邪魔になるとがないので気に入っています。
CR123Aのリチウム電池
MINOLTAの「TC-1」は電池で動くので、CR123Aのリチウム電池が必要になります。
家電量販店などで取り扱っていないこともあるので、Amazonを使用して購入しています。
使用した感想
コンパクトなので持ち運びに最高
同じMINOLTAのα-7との比較になります。2回りくらい小さいサイズ感です。
携帯用に使用しているSONYのα6000との比較になりますが、一回りくらい小さいサイズ感です。
比較して分かる通り、とても小さな個体なので持ち運び時に邪魔になることがなく、使用したい時にサクッと取り出して気軽に使用できます。
F値が4段階に調整可能
明るさを決めるF値は3.5、5.6、8、16、の4段階の調整が可能です。
普段は開放のF値3.5で使用することが多いいですが、パンフォーカス撮影(近景から遠景までピントを合わせる)をする時はF値を8又は16に設定して使用しています。
設定変更がスムーズで簡単
機能選択ダイヤルを回して設定を変更したい項目を選び、機能設定レバーを操作するだけで簡単に設定を変更することができます。
一眼レフカメラのように細かい設定変更はできませんが、最低限の設定のみで簡単に撮影ができるので便利です。
機能選択ダイヤルの項目
- フラッシュモード
- 赤目軽減機能
- セルフタイマー(10秒、2秒、オフから選択可能)
- ISOフィルム感度
- AF・マニュアルの切り替え
- 露出補正(+-4EV)
マニュアルを読んでも48ページしかないので覚えることも少なく、初心者やカメラに詳しくない方でも簡単に操作できます。
気軽にサクッと取り出してそのまま使用できるカメラなので、日常のふとした瞬間の撮影時に活躍しています。
作例
TC-1で撮影した作例を紹介します。
まとめ
コンパクトなのに高い描写力を持っているカメラだと思います。
もちろん一眼レフカメラのようにレンズを交換しての画角の変更や細かい設定変更はできませんが、コンパクトなボディに高い描写力を持ち合わせているカメラなので気に入って使用しています。
日常的に使用しているMINOLTAのα-7の現像した写真と比較しても遜色のない描写力があります。
ボディについても素材がチタンなので、手に持った時の感触や質感に高級感があり、カメラのデザインもシンプルにスッキリとしているのでカッコイイです。
今でも当時の輝きが色瀬ない素晴らしいカメラだと思うので、これからも長く使用していきたいと思います。