趣味のフィルムカメラで撮影した写真は、ブログや友人とデータの共有を行うために、店舗でいつも現像してもらうのと合わせてCD-Rにデータ化してもらっていました。
フィルムカメラと聞くとプリントしてアルバムで管理するイメージがありますが、アルバムで管理するよりもデータ化することでスマホやタブレットで直ぐに見れたり、LINEやメールで送ることができるので僕は必ずデータ化します。
しかし、費用が掛かってしまうことや取込み済みのCD-Rがたくさん溜まってきてしまったので、店舗でデータ化する方式からEPSONのスキャナー(GT-X830)を購入して自宅でデータ化する方式に切り替えました。
この記事では、今まで店舗でデータ化していたネガフィルムを何故自宅でデータ化することにしたのかについて紹介します。
フィルムスキャナーを購入するか、店舗でデータ化するかについて迷っている人の参考になればと思います。
自宅でデータ化するメリット
- フィルムスキャナーを長期的に活用することで経済的なメリットがある。
- メディアの管理が不要。(CD-Rを保管しなくて良いので、部屋をスッキリとすることができる)
- 子供の頃のネガフィルムもデータ化でき、LINEなどで送ることもできる。
自宅でデータ化するデメリット
- 手間や時間が掛かる。
- 購入する際の初期費用が掛かる。
自宅でデータ化することにした理由
長期的に使用するこで経済的なメリットがある
ネガフィルムをデータ化するためには、店舗にもよりますが大体700円前後の費用がかかります。
僕は大体、月に2本ほど現像に出すので年間で数えると24回になるため、年間で16800円(700円×24回)円の出費になります。
フィルムスキャナーのグレードにもよりますが3万円程の機材でしたら、2年間で回収できる計算になります。
そのため、早めにフィルムスキャナーを購入して自宅でデータ化した方がランニングコストを抑えることができると思い、自宅でデータ化する方法を選びました。
CDーRの管理が不要
店舗でネガフィルムのデータ化を行うとCD-Rで渡されるので、現像する度にCD-Rが溜まっていってしまいます。
データを取り込んだら不要なCD-Rを破棄すればよいのですが、もったいない気持ちが生れてきてしまい中々捨てられないため、部屋に山積みになっていました。
そのため、CD-Rでの管理が不要になるので僕にとってメリットがありました。
昔のフィルムもデータ化することができる
僕が小学生の頃までは、デジタルカメラよりもフィルムカメラが主流でした。
昔懐かしい写真やネガフィルムをデータ化して、LINEやメールなどで共有したいと思っていました。
データ化することは店舗でもできますが、大量にデータ化するものがある場合、金額が結構掛かってしまいます。
フィルムスキャナーを購入してしまえば、後から費用が掛かることはなく、好きなだけ自宅でデータ化することができるので購入することにしました。
注意ポイント
初期費用が掛かる
フィルムスキャナーを導入することでランニングコストを抑えることができますが、初期費用は掛かります。
自宅でデータ化する際に必要になる主な物としては、以下になります。
必要になる物と金額
- フィルムスキャナー:10000円~50000円
- 整理手袋(ネガフィルムを触る際に使用):400円前後
- ブロワー(ネガフィルムの埃を飛ばす際に使用):1000円前後
1度購入してしまえば数年は使用できますが、最初に機材を揃えるためにある程度まとまった金額が必要になります。
そのため、フィルムカメラを長く続けるなら揃えてしまった方がランニングコストを抑えることができますが、一時的な趣味の場合だと店舗でデータ化した方がトータル的には安くなります。
まとめ
僕の場合は数か月フィルムカメラを初めてみて、趣味として長く続きそうだと思ったのでランニングコストを抑えるためにフィルムスキャナーを購入しましたが、一時的な趣味だったり長く続くか分からない場合はとりあえず店舗でデータ化を行い様子をみてからフィルムスキャナーを購入することをお勧めします。
フィルムカメラはデジタルカメラとは違い、記録方式がアナログなのでランニングコストは掛かってしまいますが、デジタルにはない味わいのある写真が撮影できるのでとても楽しいです。
そのため、少しでもランニングコストを抑えるために今回フィルムスキャナーを購入しましたが、結果的にはデータ化した写真に大きな遜色はなく、ランニングコストを抑えることができたので満足しています。