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iPad Pro 12.9インチ第4世代(A12Z Bionic)から11インチ第3世代(M1)に買い替えた理由と使用感の違い【レビュー】

2022年の7月1日から円安の影響でiPadやiPhoneなどのApple製品が一斉値上げになり話題になりましたが、ほんの少し前にiPad Pro 11インチ第3世代(M1)を購入していたため、値上げの影響を受けずに済みました。

購入金額は128GBモデルのシルバーで89000円(ネットの最安店舗で購入)でしたが、2022年7月3日現在117800円(Apple公式)になっているので、28800円変わっています。

もともと、iPad Pro 12.9インチ第4世代(A12Z Bionic)の256GBを使用していたので買替えるかについては、数週間悩んでいましたが今思うと購入しておいてラッキーだったと思います。

この記事では、何故iPad Pro 12.9インチ第4世代からiPad Pro 11インチ第3世代(M1)に買い替えたかについてと、実際の使用感の違いについて紹介します。

買い替えた理由

  • 生活スタイルが変わったことにより、12.9インチだと取り回しがしにくいと感じることが多かった
  • 今後のアップデートにより、M1チップのみに対応した機能が今後増えてくる(ステージマネージャーなど)
  • 円安の影響によりMacbookの価格が上がったので、近いうちにiPadも価格が上がることが推測できた
  • 時期的にもうすぐM2のiPadが発売されそうだが、性能に不満は無かったので現行モデルでもよいと割り切ることができた

仕様について

iPad Pro 11インチ第3世代(M1)の仕様については以下になります。

仕様

  • 幅:178.5 mm
  • 高さ:247.6 mm
  • 厚さ:5.9 mm
  • 重量:466 g
  • チップ:Apple M1
  • 2,388 x 1,668ピクセル解像度、264ppi
  • 広角:12MP、ƒ/1.8絞り値
  • 超広角:10MP、ƒ/2.4絞り値、125°視野角
  • スピーカー:4スピーカーオーディオ
  • センサー:Face ID、LiDARスキャナ、3軸ジャイロ、加速度センサー、気圧計、環境光センサー
  • 充電と拡張性:Thunderbolt / USB 4ポート

開封

同梱品については以下になります。

同梱品

  • iPad Pro
  • USB-C充電ケーブル(1m)
  • 20W USB-C電源アダプタ

iPad Pro 12.9インチから買替えた理由

サイズが大きくて取り回しにくかった

iPad Pro12.9インチは画面が大きいので、デスクに置いての動画視聴や電子書籍を読む際には良かったのですが、持ち運び時に少し重さを感じることや、手に持ちながら作業をする際に手が疲れてしまうので、11インチが最適なサイズ感だと考えることが多くなっていました。

8.3インチのiPad miniについても候補の1つとして考えましたが、M1チップの恩恵を受けることができなかったので11インチモデルを今回選びました。

M1チップ特有の機能が今後追加される

今までのiPadOS 15まではM1チップと従来のチップでできることの差異はありませんでしたが、2022年秋にアップデートが提供されるiPadOS 16からは機能差異が生まれます。

なかでもステージマネージャーといわれる機能が追加されることにより、ウィンドウサイズを自由に変えられたり、複数のウィンドウを重ね合わせたりできるPC的な使い方が可能になります。

この機能により、今まででiPadを使用していて使いにくいと感じていた部分が解消されるので、ますますiPadの活用の幅が広がると思いました。

円安の影響で価格が上がることが想定された

MacBook AirのM2が発表された際に、MacBookの価格が円安の影響で上がったのでiPadやiPhoneにも波及すると思っていました。

ネットの記事などでは、値上げのタイミングは次のiPadが発表される10月のタイミングではないかと言われていましたが、先のことは分からないし不確定なので迷っているなら購入してしまおうと思っていました。

性能的に十分だった

iPad Pro 12.9インチ第4世代(A12Z Bionic)を使用していて、性能については特に大きな不満はありませんでした。

もうすぐ、M2のiPadが発売されそうですが性能的に十分だったので価格が変わらないうちに買ってしまおうと思っていました。

使ってみて

丁度良いサイズ感

iPad Pro 12.9インチと比較すると軽量・コンパクトなため、外出時に持ち運ぶ際の機動性は高くなりました。

ここ数年は自宅での使用がメインでしたが、最近はiPadを外に持ち運ぶことが増えてきたので、11インチのサイズ感が丁度良いです。

自宅での使用がメインだったら、12.9インチでもよかったかもしれませんが、外出時に持ち出して作業をするなら11インチがベストなサイズ感だと思います。

重量についても12.9インチと比較すると641gから466gになったので、175gの軽量化をすることができました。

性能差は感じない

今まで使用していたiPad Pro 12.9インチ第4世代(A12Z Bionic)と比較しても、私の用途(ネットサーフィン、ブログ執筆、電子書籍、動画鑑賞)だと、性能差は感じません。

動画編集などをする方でしたら、書き込み速度などで性能差を感じるかもしれませんが、重たい処理をしなければ体感差はほとんど感じません。

スピーカーの音が良い

上下に4つのスピーカーがついているので、音質は良いです。

今まで使用していたものも4つのスピーカーがついていたので、音質の変化はありませんが、動画を鑑賞する時はいい音がします。

Thunderbolt 3に対応している

Thunderbolt3に対応しているため、最大転送速度40Gbpsでの転送に対応しています。

私の場合、共有したいデータなどはほとんどクラウド上にあるので、あまり恩恵を受けることはありませんが、SSDなどでデータ管理している場合は高速にデータの送受信ができると思います。

充電持ちが良い

M1チップの恩恵になりますが、充電持ちがものすごく良いです。

今まで使用していたiPad Pro12.9インチとの比較になりますが、体感で1.5倍くらい違うような気がします。

動画やネットサーフィンをしていても、バッテリーの減りが気にならないので、実際に使用していてビックリしました。

そのため、1日だったら余裕で持つので、外出時もケーブルや充電器を持ち運ぶ必要は無さそうです。

まとめ

iPad Pro 12.9インチを売却した金額+αで、iPad Pro 11インチ第3世代(M1)への買替えができて全体的には良かったと思います。

性能的にはあまり大きな変化はありませんでしたが、自分のライフスタイルの変化に合わせてiPadの最適化(小型化)ができたことやiPadOS 16で追加される新機能への準備ができたので、満足しています。

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