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至高のFILCOキーボード(Majestouch 3)を購入【レビュー】

2022年9月7日にFILCOから「Majestouch 3」が発売されましたが、当初は以下の記事でも紹介している「Majestouch BLACK Tenkeyless(FKBN91MC/NFB2)」を使用していて、とくに不満もなくキーボードの完成形だと思っていたので買い替えるつもりはありませんでした。

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打鍵感やキーの反応、触り心地、デザイン、全てが理想的で、仕事やプライベートで手放せないくらい大活躍でした。

そのため、キーボードに対して新しいものを購入しようとする意欲はなかったのですが、先日からキーの入力中にPC側で突如、キーボードが認識できなくなるという事象が発生しました。

幸いなことにUSBを抜差しすると再認識されるので使うことは可能ですが、小さなストレスになっていたので今回買い換えることによって事象が改善されるのはないかと思い、「Majestouch 3」の日本語配列青軸モデル(FKBN91MCNMB3)を購入しました。

結果としては、「Majestouch 3」でも事象が再現したので、キーボード側の不具合というより、USBポートやOS側に問題がありそうなことが分かりました。

買い替えた意味は無くなってしまいましたが、今まで使用していた初代Majestouch 同様に「Majestouch 3」の使い心地が良かったのでこの記事では紹介します。

使用して良かった点

  • 初代と変わらない大きさとデザイン
  • 基盤やマイクロプロセッサーなどが一新されているので、耐久性が上がっている
  • キーキャップにPBT樹脂が使われているので、長期間使用していても文字が消えにくい
  • メディアコントロール機能が追加されている
  • 打鍵が気持ちいい

使用して残念だった点

  • とくになし

仕様について

仕様については以下になります。

仕様

  • かな印刷:なし
  • キーピッチ:19mm
  • キーストローク:4 ±0.5mm
  • サイズ:幅359×奥行137×高さ37mm(スタンド使用時49mm)
  • 重量:1.0kg
  • インターフェース:PS/2/USB (PS/2は変換コネクタを使用)
  • ケーブル長:1.5m

開封

パッケージの黄色ラインのデザインをみた瞬間、昔テレビや映画館で観た「エヴァンゲリオン」を連想してしまいました。

同梱品については以下になります。

同梱品

  • 本体
  • PS/2変換コネクター
  • 取扱説明書

使用した感想

初代と変わらない大きさ

初代Majestouchと比較しても、横幅や縦幅は一緒で、ボタン配置も変わりません。

そのため、初代Majestouchから移行しても何も操作感は変わらず、違和感なく使用することができます。

裏を返せば、初代Majestouchの時からボタン配置やサイズ感は完成されていて、理想の配置やサイズ感になっていたのだと思います。

耐久性が向上している

公式HPを読むと基盤やマイクロプロセッサーなどがMajestouch 3では新しくなっているようです。

目に見えたり体感できるものではありませんが、刷新されているので、耐久性は向上していると思います。

メディアコントロール

メディアコントロール機能が追加されており、Fnキーを押しながら操作することでボリュームの調整や再生・停止等が可能になりました。

私自身はあまり使用している機能ではなく、使用しているとすればF3の「消音」のみですが、キー操作でメディアコントロールができるので、よく使用する人は便利だと思います。

青軸の打鍵感

メカニカルキーボードといえば、打鍵感を軸の色によって変えられることが特徴ですが、クリック感やカタカタ音が好きなので今回も青軸を選んでいます。

音が結構響くので使用する場所を選ぶキーボードですが、最高の打鍵感で気に入っています。

滑り止めと高さの変更が可能

キーボードの裏側には、ウレタンフォームを使用した滑り止めが使われているため、打鍵時にキーボードが滑ってしまうことはありません。

また、高さを変えるための足もついてます。

キーキャップにPBT樹脂が使用されている

Majestouch 2までは、キーキャップにABS樹脂が使われていましたが、Majestouch 3からは長期間使用してもキーキャップの文字が消えないようにPBT樹脂が使われています。

上記写真の左側が初代MajestouchのABS樹脂のキーキャップになっていて、右側がMajestouch 3のPBT樹脂のキーキャップになっています。

キーキャップのサイズなどは変わらないので、互換性があります。

素材が違うので指で触れた時の感触が若干違い、人それぞれ好みはあると思いますが、Majestouch 3のPBT樹脂の方が少しサラサラとしていて個人的には好きです。

少し残念だったこと

「Majestouch 3」を購入した後に、「Majestouch 3 BLACK & NINJA」が発売されて購入するタイミングを間違えたと思いました。

元々、「Majestouch BLACK」を使用していて、見た目のシンプルなデザインが気に入っていたのですが、「Majestouch 2」ではBLACKモデルが無かったので、このモデルは終了したかと思っていたのにまさかの登場でした。

キーキャップだけ、発売されたら交換しようと思います。

合わせて使用しているもの

リストレスト

リストレストを使用することで、手首の負担を減らすことができます。

普段使用しているのは、FILCOから発売されている天然木を使用したリストレスト(FILCO Genuine Wood Wrist Rest)で以下の記事で紹介しています。

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まとめ

「Majestouch BLACK Tenkeyless(FKBN91MC/NFB2)」から「Majestouch 3」への買い替えになりましたが、正直使い心地については大きく変わりません。

基盤やマイクロプロセッサーが変わっていたり、メディアコントロール機能が付加されていたりしていて、細かい進化はしていますが、目に見える進化は少ないと思います。

それだけ、今まで使用していた初代Majestouchの時点で完成されていたことだと思いますし、優秀なキーボードだったのだと思います。

そのため、個人的には少し安く購入できるMajestouchやMajestouch 2で十分だと思いますし、長期間安定して使用できるキーボードを探している方やメディアコントロール機能が必須な方はMajestouch 3がお勧めです。

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