最近、自宅で新しくデスクトップパソコンを購入しましたが、使用できるキーボードがなかったため、急遽一台購入する必要がありました。
今までFILCOのキーボードをメインで使用してきたので、FILCOのBluetooth接続に対応した「Majestouch Convertible3」を購入する予定でしたが、予算が足りませんでした。
予算である10000円前後で購入できるBluetooth接続に対応したメカニカルキーボードを探したところ、KeychronのK8が予算感とピッタリだったので購入しました。
数カ月毎日使用してみたところ、打鍵感やキーボードの接続切替など、使い勝手が良かったので、この記事では紹介します。
KeychronのK8にはさまざまなモデルがありますが、今回購入したモデルについてはプラスチックフレームモデルの茶軸モデルです。(軸の交換はできないホットスワップ非対応モデルです。)
お勧めポイント
- コストパフォーマンスが高い
- 打鍵感が気持ちよい
- Bluetooth接続を最大3台まで登録できる
- fnキーを使用することでキーボードの設定を変更できる(バックライトの有無や、オートスリープの設定変更など)
- 4000mAhの大容量で最大240時間使用可能
- USB Type-Cで充電、接続ができる
- 充電ケーブルやスイッチがサイドに統一されているので、配線の取り回しや使い勝手が良い
- Windows・Macの両方に対応している
注意ポイント
軸やフレームの素材など、複数のカスタマイズパターンがあるので、自分に合ったものを選ぶようにしてください。
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- キーの数:91キー
- バージョン:Gateron
- スイッチ:Gateron G Proメカニカル
- マルチメディアキーの数:12
- フレーム素材:ABS+アルミニウムベゼル
- キーキャップ素材:ABS
- キーキャッププロファイル:OEM
- レイアウト:JIS日本
- ポーリングレート(有線モード):1000Hz
- ポーリングレート(ワイヤレスモード):90Hz
- サイズ:355 x 123mm
- 重量:約730g
- 動作環境:-10〜50℃
- バックライト:White LED
- システム:Windows / Android / Mac / iOS
- バッテリー:4000mAh充電式リチウムポリマーバッテリー
- 接続:BluetoothおよびType-Cケーブル
- Bluetoothバージョン:5.1
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- キーボード
- USB-A-USBType-Cケーブル
- キーキャッププーラー
- ユーザーマニュアル
接続方法
Bluetoothによる接続
Bluetoothによる接続方法は以下です。
接続方法
- 左サイドにあるモード切替スイッチを「BT」に変更する
- fn+1キーを4秒長押し(2キーまたは3キーに接続を割り当てたい場合は、2キーまたは3キーに変更する)
- 接続したい機器から「Keychron K8」を選択してペアリング
接続した機器を切替えるためには、「fn」キーを押しながら数字の1~3キーを押します。
また、電源を入れ直した時は最後に接続していた機器に自動で接続する仕様になっています。
有線による接続
付属のUSBType-Cケーブルで有線接続したい時は、左サイドにあるモード切替スイッチを「Cable」に変更し、接続したい機器と接続をすることで、自動認識されます。
使用した感想
JIS配列を選ぶことができる
海外製のメカニカルキーボードだと、JIS配列の選択肢はほとんどなく、US配列を選ぶことになってしまいますが、普段使用しているキーボードは全てJIS配列なのでJIS配列であることが必須でした。
KeychronのK8には海外製のメカニカルキーボードには珍しく、JIS配列が用意されていることも購入を決めた理由です。
日本人向けのラインアップが用意されている点は、とくにお勧めできるポイントです。
打鍵感が気持ちよい
茶軸モデルを購入しました。
今までは青軸のキーボードを使用することがほとんどでしたが、青軸モデルが入荷待ちだったため、急遽茶軸モデルにしましたが、適度なクリック感とキーの重みがあり、打鍵時にスコスコと入っていく感じがあるので、とても気持ちよくタイピングができます。
青軸のカタカタ感も気持ち良いですが、茶軸のスコスコ感も気持ちよいので、今後のキーボード選びが悩みそうです。
また、キーはABS樹脂で作られており、全体的にマッドな質感で滑りにくいので打鍵がしやすいです。
充電端子やスイッチが左サイドに集約されている
充電端子、有線・Bluetoothの切替、Windows・Macの切替スイッチについては、全てキーボード左側に集約されています。
普段はBluetooth接続がメインで接続機器はWindowsのみのため、スイッチをいじることはありませんが、左側に全て集約されているので、操作性は高いと思います。
2段階の高さ調整が可能
足の高さについては、好みに合わせて2段階で調整可能です。
1度高さを決めてしまえば、後から高さを変更することはほとんどありませんが、傾斜をつけることで打鍵がしやすくなるので、好みの高さに調整できます。
Bluetooth接続先を最大3台登録できる
最大で3台まで、Bluetooth接続機器を登録でき、切り替えについては「fn」キーを押しながら数字の1~3を押すことで、簡単に切替ができます。
プライベート用のPC2台、仕事用のPC1台で登録をしていますが、簡単に切り替えられるので便利です。
もちろん有線接続の方が、バッテリー切れの心配や、接続が途切れることなく安定して接続できるのでよいのですが、デスクの上がケーブルでゴチャついてしまうので、今はBluetooth接続メインで使用しています。
数カ月使用していますが、途中で接続が切れてしまうことなく安定して使用できているので、Bluetooth接続でもとくに不満に感じることはありません。
コストパフォーマンスが高い
購入するモデルにもよりますが、下位のモデルだと12000円前後で購入できるので、コストパフォーマンスは高いと思います。
そのため、これからメカニカルキーボードを試してみたい人にもお勧めできる機種だと思います。
White LEDライトがカッコイイ
バックライトについては、購入するモデルの種類によって以下の2種類から選ぶことができます。
バックライトの種類
- 18タイプ調整可能な4レベルのRGB
- White LED
今回、僕が購入したのはWhite LEDモデルで、whiteのバックライトが夜の作業中のデスクをカッコよく演出してくれます。
さまざまなカラーで光ってしまうとうるさく感じてしまうので、あまり好みではありませんが、White LEDだと上品の光り方をするのでカッコイイです。
注意ポイント
常時バックライトをONにしておくとバッテリーが消耗してしまうことや、日中はあまり目立たないので普段はOFFにしています。
Fnキーを使用することでキーボードの仕様をカスタムできる
Fnキーと他のキーを組み合わせせることで、自動スリープを無効にしたり、バックライトのON・OFFなどのさまざまなことができます。
詳細については、以下の公式サイトから確認してください。
選択肢が多いのはよいが選ぶのが難しい
まず、一つのモデルの中で選択肢が多いのは、自分好みのものを選べるので個人的には好きですが、あまり詳しくない人からすると選ぶのが結構大変です。
選ぶポイントについては5点ありますが、個人的にはキーボードの配列と軸だけを間違わなければ、あとは趣味の世界の話なので、好みに合わせて選べばよいと思います。
選ぶ際の5つのポイント
- キーボードの配列(JIS配列、US配列のどちらにするか)
- 軸は何色にするか(赤軸、青軸、茶軸)
- プラスチックフレームとアルミニウムフレームのどちらにするか
- ホットスワップへの対応有無(軸を交換できるかの有無)
- バックライトのカラー(18タイプ調整可能な4レベルのRGB、White LEDのどちらにするか)
注意ポイント
- JIS配列・RGBライト搭載モデルはアルミニウムフレームのみ
- JIS配列・White LED搭載モデルはプラスチックフレームのみ
- JIS配列・RGBライト搭載・ホットスワップモデルはアルミニウムフレーム
まとめ
KeychronのK8の打鍵感や操作性、デザインなど気に入って使用しています。
コストパフォーマンスも高いと思うので、これからメカニカルキーボードを使ってみたいと考えている人の入門としてもお勧めだと思いますし、遅延などもとくに感じないので毎日キーボードをハードに使う人にもお勧めできると思います。