外出時にiPadで使用する持ち運びができるキーボードを探す中で、ELECOMのパンタグラフミニキーボード(TK-FBP102)を見つけたので購入しました。
外出時にはコンパクトで軽量な理由から、ノートPCよりもiPadを持ち運ぶことが多く、タイピングが少なければApple純正のSmart Keyboard Folioを使用していて、ブログ等の執筆でタイピングが多ければThinkPad トラックポイント キーボード II(日本語配列 4Y40X49522)を追加で持ち運ぶ運用をしていました。
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タイピングをする時間が長ければ、打鍵感や気持ちよくタイピングできることが重要になってくるので、トラックポイント キーボード IIを持ち出していましたが、もう少しだけ荷物を軽くしたいと思うこともありました。
快適性を犠牲にしない軽量・コンパクトなキーボードを探す中で、ELECOMのパンタグラフミニキーボード(TK-FBP102)を見つけ、購入したら理想的なキーボードだったので、この記事では紹介します。
お勧めポイント
- 3台までペアリング登録ができ、キーボード側から切り替えながら使用できる
- JIS配列になっているので、普段使用しているキーボードと同じ感覚でタイピングができる
- キーボードに平仮名がないので、シンプルでカッコイイ
- 2000円前後で購入できるので、コスパが最高
気になるポイント
- Enterキーの位置が慣れないので、初めはタイピングミスが多くなる
- キーボードに脚をつけて、傾斜がつけられるともう少し使い勝手が上がる
注意ポイント
ELECOMパンタグラフミニキーボード(TK-FBP102)は、Bluetooth接続のみ対応しているので有線での接続はできません。
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 接続方式:Bluetooth(R)無線方式
- 対応機種:Bluetooth(R)HIDプロファイルに対応したPC、タブレット、スマートフォン
- 対応OS:Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、Android 9.0、macOS Catalina(10.15)、iOS13.4、iPad OS13.4
- 接続可能台数:3台
- カラー:ブラック
- 通信方式:GFSK方式
- 電波周波数:2.4GHz帯
- 電波到達距離:磁性体(鉄の机など)の上で使用する場合:約3m、非磁性体(木の机など)の上で使用する場合:約10m
- キータイプ:パンタグラフ
- キー配列:78キー(日本語配列)
- キーピッチ:19.0mm
- キーストローク:2.0mm
- ホットキー数:13キー
- 電源(キーボード本体):単4形アルカリ乾電池、単4形マンガン乾電池、単4形ニッケル水素2次電池のいずれか2本
- 想定電池使用期間:アルカリ乾電池使用時の目安 約1.1年
- 外形寸法(キーボード本体):幅286.5mm×奥行121.5mm×高さ20.4mm
- 質量(キーボード本体):約264g
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- 本体
- ユーザーズマニュアル
- 動作確認用単4形アルカリ乾電池
使用方法
step
1電池を入れる
単4形アルカリ乾電池をセットします。
step
2電源を入れる
電源をONにします。
step
3ペアリングをする
ペアリングについては、Fnキー+Tabキーを3秒を押すことでペアリングモードに遷移し、電源ボタン隣のランプが点灯するので、接続したい端末から「ELECOM TK-FBP102」を選択することで接続できます。
接続の切り替え方法・任意の番号への割り当てについて
TK-FBP102は3台までの接続先を登録ができ、Fnキー+A(1番)、S(2番)、D(3番)で切り替えできます。
接続したい機器をどの番号に割り当てるかについては、事前にFnキー+A(1番)、S(2番)、D(3番)を使用して、切り替えてからペアリングモードにすることで任意の番号に割り当てを行うことができます。
使用した感想
OSごとに最適な設定が用意されている
接続機器のOSに合わせて最適な設定が用意されているので、切り替えながら使用する必要があります。
接続機器に合わせて、自動で切り替えてくれる機能があると便利ですが、機能がないため、手動での切換えが必要です。
今のところは接続する機器がiPadしかないので、とくに手間だと感じることはありませんが、接続するOSが複数ある場合は、少し手間に感じるかもしれません。
切り替え方法
- Fnキー+Q:WindowsまたはAndroid
- Fnキー+W:iOS
- Fnキー+E:mac
マルチペアリングに対応している
3台のペアリングを記憶でき、ショートカットキーで切り替えながら使用できるので、複数のデバイスに接続して使用する方にとっては必須な機能が備わっています。
マルチペアリング機能は、上位機種のキーボードのみ追加されている機能ですが、TK-FBP102でも使用でき、切り替え時のレスポンスについても、そこまで大きな遅延は感じません。
キーキャップがシンプル
JISキーボードだと、キーキャップに平仮名が印字されていることが多いですが、TK-FBP102はアルファベットのみのため、キーボードがごちゃごちゃとしていません。
全体的にスッキリとしていて、見た目がシンプルな点についても気に入っているポイントです。
打鍵感は悪くない
以前メインで使用していたAppleのMagic Keyboard(MLA22J/A)と打鍵感が似ているので、快適にタイピングできます。
持ち運び用のコンパクトキーボードだとキーピッチが狭くなってしまったり、キーが小さくなってしまいますが、TK-FBP102はキーピッチ19.0mmで、標準的なキーの大きさになっているため、日常的に使用しているキーボードと同様の感覚で使用できます。
コンパクトキーボードのため、少しキーの配列が特殊になってしまっている点については、仕方のない部分ですが、慣れればそこまで気にならないと思います。
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注意ポイント
Enterの位置が特殊な場所にあるので、慣れるまではタイピングミスが多くなる
軽量・コンパクト
コンパクト・軽量なので、普段使用しているバッグなどにサクッと収納できます。
トラックポイント キーボード IIと比較をすると一回り小さいサイズ感です。
まとめ
今回は、外出時にiPadで使用するためのキーボードとして購入したので、使用頻度はそこまで高くありませんが、打鍵感やタイピングした時の使い勝手などについても悪くないので、メインキーボードとしても十分活用できるくらいのポテンシャルがあるキーボードです。
価格についても2000円前後で購入できるので、コスパは最高だと思います。
お勧めできるキーボードだと思うので、気になった方は試してみてください。