システムエンジニアが設計書を作ったり、構築やシステム稼働後の障害調査をするときは必ずと言っていいほどGoogleを使用します。
Googleが無ければ仕事ができないといってもいいほどです。
本日はどんな時に、システムエンジニアがGoogleを使用するかをまとめてみました。
Googleを使うタイミング
障害発生時のログの調査
システムに障害が発生すると障害の情報がログとして出力されます。
ログ情報には障害を特定するためのメッセージIDが記載されていいます。
メッセージIDのみを見ても、何の障害が起きているか分かりませんがメッセージIDをGoogleで検索することによって、障害が起きている原因を特定することができます。
また、解決方法も記載されていたりするのでそれを元に障害を回復することができます。
※経験上、メジャーなソフトウェアの場合は検索で引っかかりますがマイナーな物は引っかからないことが多いいです。
システムを設計する際に参考にする
システム設計をする際に、ソフトウェアの特徴・推奨設定・考慮しなければいけないことを検索して設計に反映させたりします。
もちろん、マニュアルを参考にすることが前提ですがマニュアルに記載されている内容を全て理解することは時間が掛かりますし、内容を理解することが難しかったりします。
その際に、過去の設計事例やどんなトラブルになりやすいのかを検索することによってある程度の設計ができてしまいます。
新しい技術を学ぶ
IT業界は日々進化しており、新しい技術がどんどん開発されます。
今までと同じことをやっていただけでは、自分自身の技術の進展はありませんし成長もできません。
新製品や新技術、最近の技術動向をGoogleで検索することによって自分自身を成長させることができます。
注意しなければいけないこと
もちろん、Googleで検索することが全て正しいとは限りません。注意しなければいけないことをまとめました。
全て正しいと思いこまない
Googleで検索をすれば欲しい情報は簡単に手に入りますが、検索結果が全て正しい情報とは限りません。
そのため、掲載元などを確認する必要があります。
掲載元が公式サイトの場合は情報を信じてもいいと思いますが、一般の人のブログやホームページの場合は注意が必要です。
動作検証は必ずやる
上記にも記載しましたが、検索した情報が全て正しいとは限りません。
そのため、テスト環境や検証機を使用して想定している動作になるのかを自分の手で確認する必要があります。
この動作検証は必ずやるべきです。
まとめ
Googleで検索をすれば欲しい情報は簡単に手に入ります。
しかし、それが真実の情報なのかを見極める力がシステムエンジニアには問われます。
また、たくさんの検索した情報をどうに活かすかが重要になります。