今まで時代の変化と共にMDコンポ、HDDコンポ、レコードプレイヤー、AVアンプなどを使用してきました。
最近は、スマホさえあれば音楽やラジオを聞けますが、スピーカーで音を鳴らすことが好きなので、僕の生活の中には、自然と常に何かしらのオーディオ機器がありました。
つい先日、今まで使用していたONKYOのAVアンプが壊れてしまったので買替える際に、今まで通りAVアンプにするか、新しくプリメインアンプにするか悩みましたが、以下の理由から今回はプリメインアンプを選択しました。
プリメインアンプを選択した理由
- テレビに接続するためのスピーカを別で検討していたため、AVアンプを選択する必要がなかった
- 最新のプリメインアンプを使ってみたかった
プリメインアンプの中で、何を購入するかについては迷いましたが、たまたまDENONのPMA-600NEが発売された直後で、評判が良かったことからMA-600NEを購入しました。
お勧めポイント
- 音が良い
- Bluetooth接続ができる
- デザインがシンプルでかっこいい
- 操作が簡単なので分かりやすい
気になるポイント
とくになし
AVアンプとプリメインアンプの違い
簡単にAVアンプとプリメインアンプの違いについて紹介します。
AVアンプ
簡単に説明するとAVアンプには映像切り替えや、無線での音楽再生機能など便利な機能が付加されています。
また、5.1chなどのサラウンド環境では必須なアンプです。
プリメインアンプ
プリメインアンプとはプリアンプとメインアンプが合体した物です。
プリアンプとは
プリアンプは、日本語で「前置増幅器」です。CD、ラジオ、レコードなどの入力機器を接続するためのハブになり、左右に接続しているスピーカーのバランスや音質の調整等ができます。
メインアンプとは
プリアンプから出力された音を増幅させ、スピーカから出力するためのアンプです。
別名でパワーアンプとも呼ばれています。
つまり、プリアンプとメインアンプの2つがそろって初めて音を鳴らすことができます。
機能の特徴としては、プリメインアンプではシンプルに音を出すための機能がメインのため、AVアンプのように映像は出力できません。
どっちがいいの?
多機能にこだわるならAVアンプですが、音にこだわるならプリメインアンプと言われています。
今回は多機能ではなく、音にこだわったため、プリメインアンプのPMA-600NEを購入しました。
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- 本体
- かんたんスタートガイド
- 取扱説明書
- リモコン
- 単4形乾電池 × 2
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 外形寸法(W × H × D):434 x 122 x 307 mm
- 質量:7.4 kg
- 消費電力:190 W
- 待機電力:0.3 W、0.6W (Bluetoothスタンバイ)
- アナログ音声入力端子:アンバランス入力×4、PHONO(MM)入力×1
- アナログ音声出力端子:アンバランス出力(RECORDER)×1、サブウーハープリアウト×1、ヘッドホン出力×1
- デジタル音声入力端子:同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2
- その他:IRコントロール入出力×1
- Bluetooth:バージョン4.2対応
- 対応プロファイル:A2DP 1.3、AVRCP 1.6
- 対応コーデック:SBC、AAC
- 周波数帯域 / 送信出力 / 通信距離:2.4 GHz 帯域 / Class 1 / 約30 m (見通し距離)
このアンプを使用するために必要になる物(必須)
プリメインアンプを購入しただけでは音楽を聴くことはできないため、以下の物をそろえる必要があります。
スピーカー
音を出力するためのスピーカーは必ず用意する必要があります。
スピーカが高くて買えないという方は、ハードオフ等のリサイクルショップに売っている中古のスピーカでも全然問題ありません。
私は実家に眠っていたTANNOYの古いスピーカを使用していますが、スピーカは意外と壊れないので、古い物でも問題なく使用できます。
スピーカーケーブル
スピーカーとプリメインアンプを接続するためのケーブルも必須です。
値段は高い物から安い物までピンキリですが、私はAmazonで評価が高かった、Amazonベーシック 16ゲージ スピーカーケーブルを使用しています。
このアンプを使用するために必要な物(場合によっては必要)
BluetoothだけではなくCDやMD、カセットテープなどの音源から音楽を聴くために必要な物をまとめました。
RCAケーブル
RCAケーブルはプリメインアンプとCDプレイヤーなどの音源と接続するために必要です。
100円均一などにも売っていたりしますが音質が良くないため、ある程度メジャーなメーカーから発売されているものがお勧めです。
プリメインアンプ(PMA-600NE)とWalkmanやiPodを直接ケーブル接続(RCA↔ミニプラグ)できる以下のような商品も売っています。
主にBluetooth接続できない古いWalkmanや、iPodと接続するために使用しています。
CDプレイヤーなどの再生機器
プリメインアンプに接続するCDプレイヤーやレコードプレイヤーなども必要です。
僕はこのPMA-600NEに対して、ONKYOの「FR-N7FX」やDENONの「DP-200USB」を接続しています。
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使用した感想
PMA-390REの後継機である
PMA-600NEの前モデルであるPMA-390REの評判やレビューがすごく良かったので、間違いない製品だと思えたからです。
前モデルであるPMA-390REは2012年に発売されたエントリークラスのモデルですが、これからオーディオを始める人は「これを買っておけば間違いない」と言われていたくらい人気のある商品でした。
PMA-600NEは、PMA-390REの後継機だからこそ、オーディオ関係者の間では発売前から期待されていた商品でした。
今までAVアンプしか使用してこなかったので、エントリークラスのPMA-600NEはプリメインアンプ初心者の僕にとってちょうど良いと思ったからです。
音に非常に強いこだわりを持っている訳ではない素人の感想ですが、十分満足な音質でクリアに聞こえるので満足しています。
安いオーディオプレイヤーのような、こもった感じや音が割れているといったことはありません。
Bluetooth接続ができる
Bluetooth接続に対応しているところも気に入っているポイントの1つで、PMA-600NEからBluetooth接続に対応しました。
注意ポイント
前モデルのPMA-390REは、Bluetooth接続に対応していません。
通常はプリメインアンプとCD・レコードプレイヤーを接続して使うことがほとんどだと思いますが、Bluetooth接続に対応したことにより、iPadやスマートフォンからYoutubuやPrime Music、Spotifyを使用してストリーミングで音楽を出力できます。
Bluetooth接続に対応したことで、使用用途が一気に広がり、iPadやスマートフォンを使用して音楽の選曲ができるので便利です。
本来でしたらCDやレコードから音楽を聴いた方が音質は良いのですが、iPadに入っているプレイリストやAmazonのPrime Musicから好きな音楽を流す方が簡単なので、Bluetooth接続を使用しています。
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入出力端子は少ない
入出力端子についても、上位機種に比べると少なく感じるかもしれませんが、主にCDプレイヤーとレコードプレイヤーしか接続しないため、僕にとっては十分な数があります。
使いやすいリモコン
最近は、スマートフォンのアプリを使用して操作する機種も増えましたが、PMA-600NEはリモコンで操作できます。
ボタンの種類や配置などが分かりやすいので、直感的な操作ができるので気に入っています。
まとめ
PMA-600NEはこれからオーディオを始めたい人や気軽に音楽を楽しみたい人にお勧めできる機種で、価格や音質、機能から考えてオーディオ入門機としてお勧めです。