最近、ネット上でソニーのミラーレス一眼「α7III」「α7RIII」にSDカードが勝手にフォーマットされるという話が上がっているので、SONYのカメラ担当の人に話を聞いてみました。
何かの参考になればと思いますが、この記事の内容については一切の責任を取ることができないのでご了承ください。(あくまでも、世間話程度に伺った話です。)
1.経緯
発端となったのは、プロカメラマンのナカモトダイスケさんがYouTubeに投稿した不具合を報告する動画。
ナカモトさんが最初に遭遇した不具合は、カメラに装着したレンズのF値が突然固定されて操作できなくなり、「カカカカ」と異音が発生したというもの。
さらにα7IIIでは、トラブル解決のため電源のオンオフを繰り返したところ、画面がフリーズ。再起動するとセットされていたSDカードが2枚とも 勝手にフォーマットされ、撮影データが消去されたという撮影データが破損してしまったという。
また「管理ファイルがみつかりません」という表示と共に、カメラから撮影データが閲覧できなくなる不具合にも見舞われた。
このナカモトさんの報告に対し、SNSではアマチュアとプロのカメラマンから類似する報告が複数報告されている。
引用:デジカメinfo
2.原因
SONYの人から聞いた話になりますが。
詳細な原因については分かっていないそうですが、恐らく以下の事が原因ではないかとのことです。
考えられる原因
- 電源をつけたままのレンズ交換
- 電源をつけたままのバッテリー取り外し
- 電源をつけたままのSD交換
- SDカードの使いまわし
様々なカメラでのSDカード使いまわしは良くないそうなので、違う機種で使用する際は、必ずフォーマットしてから使用してくださいとのことです。
3.対策
現時点での対策としては、撮影終了後には写真のバックアップを取得し、その後SDカードのフォーマットを行い、綺麗な状態にしてから使用することをお勧めしていました。
また、詳細な原因が分かったらファームウェアのアップデートで対応していくそうです。
4.まとめ
電源を入れた状態のレンズ交換やSDカードの抜き差しはSDカードの破損につながるので絶対に辞めた方がよいそうです。
楽しいカメラライフのためにも、早くこの問題が解決してほしいと思います。