パソコン用のスピーカーについて検索を行うと必ず上位に表示されるほど定番商品のBOSEのCompanion 2 Series IIIを先日購入したので、この記事では紹介をします。
パソコンで映画を見る時の音質を改善したかったことや、気軽に使用できる簡易的なスピーカーが欲しかった理由からパソコン用のスピーカとしてCompanion 2 Series IIIを購入することにしました。
使用して良かった点
- 低音がよく響く
- 音に臨場感があるのでゲームや映画を見る時の用途にピッタリ
- 操作がシンプルで良い
- AUXが2つ使用できる
- デザインがカッコよい
使用して残念だった点
- Bluetoothが使用できないことや左右でスピーカが分離しているため、配線が増えてしまう
- オートスリープ機能がない
仕様について
仕様については以下になります。
仕様
- スピーカーチャンネル構成:2
- 接続方式:有線接続のみ
- 出力ワット数:20W
- 幅x高さx奥行き:80x190x150 mm
- 重量:1.54kg
- 入力端子:AUX×2
開封
付属品等は以下になります。
付属品
- オーディオ入力ケーブル(ミニプラグ付き)
- スピーカーケーブル
- ACアダプターパック(使用する地域に合わせて電源プラグを変更することができます。)
- 取り扱い説明書
使用した感想
様々な国で使用可能
電源コンセントの形状を付属のアダプタを使用することで交換可能なので、日本以外でも使用することが可能です。
海外で使用することはないので個人的には不要ですが、あると役に立つ人もいると思います。
操作がシンプル
電源のON・OFFは右側のスピーカーにある音量調整ダイヤルから行います。
操作するのはこの音量調整ダイヤルのみなので、操作がシンプルで簡単です。
欠点としては自動スリープ機能がないため、電源を切るのを忘れてしまうと電源がいつまでも入りっぱなしになってしまうので注意が必要です。
取り扱い説明書には、「コンピューターと音楽再生アプリケーションの音量を最大の75%程度に合わせてからスピーカの音量を調整する」と記載があるので、使用する機器の音量を75%前後にしてからスピーカ側で調整を行うようにしています。
また、ヘッドホン出力 (3.5mmイヤホンジャック)があるの、ヘッドホン再生に切り替えを行うこともできます。
僕はあまり使用していませんが、あると音の切り替えをスムーズに行うことができるので便利です。
AUXが2つ使用できる
右側のスピーカー部分には接続端子があり、左側のスピーカーはスピーカーケーブルのみの構造になっていて、ケーブルは直付けされています。
接続端子
- TO LEFT SPEAKER:左側のスピーカーと接続を行うための端子
- DC POWER:電源ケーブル用の端子
- AUX IN:AUXの入力端子
- FROM COMPUTER:AUXの入力端子
AUXが2系統接続可能なので、パソコンとウォークマンやiPodなどのMP3プレイヤーを接続することが可能です。
Bluetoothには対応していない
Bluetooth接続には対応していないので、最近のiPadやスマートフォンと接続をするためには以下のような専用の変換アダプタが必要になります。
ケーブル類がゴチャゴチャしてしまう
使用して思ったことがBluetooth接続できないことや左右でスピーカーが分離しているため、ケーブル類が増えてしまうためゴチャゴチャしてしまいます。
そのため、配線を綺麗にまとめるための工夫が必要になります。
ケーブル類を増やしたくないという方はBluetooth接続に対応したサウンドバーの方がお勧めです。
音の特徴
低音が響くのでゲームや映画に最適
音のイメージとしては、低音が強調されて響くのでドンシャリ系のスピーカだと思います。
そのため、ゲームや映画、動画を観る際に臨場感を味わいたい方にお勧めなスピーカだと思います。
僕はCompanion 2 Series III を主に、パソコンでAmazonプライムビデオやHuluを見る際に使用していますが、パソコンの内臓スピーカーのこもった音と比較すると圧倒的に音質が改善されて臨場感が生まれるので、映画に没頭して楽しむことができるようになりました。
もし低音の響きが気になる方は裏側にあるバフレスポートにスポンジなどを詰めることで低音の響きをコントロールすることができるので、試してみてください。
僕は映画の迫力を楽しみたいので、そのまま使用しています。
普段使用しているスピーカーとの比較
普段はDENONのプリメインアンプ(PMA-600NE)を使用して音楽を聞いていますが、全く正反対の特徴があるので使用用途で分けて使用しています。
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プリメインアンプ(PMA-600NE)の音の特徴はフラットなので、聞いていて心地よく作業時にBGMを流したい時に主に使用しています。
ドンシャリ系の音だと長時間聞いていると聞き疲れをしてしまうので、ゆったりとしたい時には最適です。
逆にCompanion 2 Series IIIは、低音が響くドンシャリ系のスピーカなので、映画やゲームをする際に迫力を生むことができます。
書斎で映画をよく観ることもあるのですが、プリメインアンプ(PMA-600NE)だと響きが足りなく迫力を感じなかったのですが、Companion 2 Series IIIだと映画の臨場感を味わうことができます。
そのため、音楽を聞く時はプリメインアンプ(PMA-600NE)を使用し、パソコンで映画や動画を見る時はCompanion 2 Series IIIを使用する使い分けをしています。
まとめ
全体的な感想としては購入して満足しています。
1万円前後で購入できるスピーカーで、ここまでパソコンの音質が改善されるとは思いませんでした。
低音が響くので、ドンシャリ系のスピーカーが好きな方や映画の臨場感を味わいたい方にはとくにお勧めできるスピーカだと思います。
個人的には音楽を聞く時はフラットな音質が好きで、映画を観る時はドンシャリな音質が好きなのでDENONのプリメインアンプ(PMA-600NE)とBOSEのCompanion 2 Series IIIをしばらくは用途に合わせて使い分けていきたいと思います。