半年ほど玄人志向のHDDスタンド(KURO-DACHI/CLONE/U3)を使用してみた感想や使い勝手を記事にしました。
結論としては、HDDスタンド(KURO-DACHI/CLONE/U3)を購入して満足しています。
この記事がこれから、購入を考えている人の参考になればと思います。
コンテンツ
主な使用用途
僕自身の主な使用用途について、まとめました。
写真や動画のバックアップ
主な用途としては一眼レフで撮影した画像や動画の保存に使用しています。
今まではNASを使用していたのですが、使用用途に合わなかったのでHDDスタンドに変更しました。
NASが使用用途に合わなかった理由は以下の記事でまとめています。
-
-
写真や動画を保存する場所をNASからHDDスタンドに変更した理由
一眼レフカメラで撮影した写真や動画のデータを今まではNASに保存させていましたが、HDDスタンドを使用して直接HDDに保存する運用に変更しました。 購入したHDDスタンドについては、以下の記事で紹介し ...
OSのクローン作成
パソコンのディスク交換する際のOSのクローン作成用として使用しています。
OSのクローンとは、簡単に説明すると元々パソコンについていたHDDやSSDの中身を新規で購入したHDDやSSDにそっくりそのままコピーを行うことです。
そのため、OSのクローン作成などと呼ばれています。
後述で説明しますが、今回購入したHDDスタンド(KURO-DACHI/CLONE/U3)では簡単にOSのクローン作成を行うことができます。
HDDスタンド(KURO-DACHI/CLONE/U3)を購入した理由
HDDスタンドというとセンチュリーから発売されている「裸族のお立ち台」が定番ですが、今回は価格の関係で玄人志向から発売されているHDDスタンド(KURO-DACHI/CLONE/U3)を購入しました。
価格が安かった
購入した理由は、価格が手ごろだったことです。
センチュリーから発売されている「裸族のお立ち台」と比べると数千円安く購入できます。
HDDを2つ取り付けることができる
HDDを同時に2つ接続を行うことができます。
そのため、3TB×2台の最大6TBのディスク容量を使用することができます。
また、2つのHDDを接続する事でパソコンを使用することなくHDDの丸ごとコピー(クローン作成)が可能です。
HDDからSSDに交換する際のクローン作成や、バックアップを取得する際に便利です。
2.5型/3.5型SATA HDD/SSDに対応している
HDDスタンド(KURO-DACHI/CLONE/U3)は2.5型と3.5型のHDD・SSDの両方に対応しているため。拡張性が高いです。
これ一つあれば、ほとんどの物が使用できます。
※M.2やmSATAには対応していません。
補足
3.5型のHDDやSSD:主にデスクトップPCやNASのディスクして使用されます。
USB3.0に対応している
USB3.0に対応しているため、最大5Gbps(理論値)の速度がでます。
接続する機器側にUSB3.0の接続ポートがない場合は、USB2.0で動作するので使用することはできますが転送速度はUSB3.0に比べると遅くなります。
各部の紹介
本体背面
まず、背面になりますが左側にはUSB3.0のタイプBソケットがあります。
家庭で使用するプリンターや外付けHDDでよく使用される規格の物です。
中央には、電源接続ポートがあります。
電源はDC 12Vになります。
左側には、電源スイッチがあるので使用しない時は電源を切っておくことができます。
※USB3.0の接続ケーブルや、電源接続用のケーブルは本体を購入すると付属してきます。
本体上部
本体の上部には、HDDやSSDを取り付けるためのマウントが2つあります。
ここにHDDやSSDを上から差し込むだけで使用できます。
HDDを取り出す場合は、右側にあるレバーを押すだけでHDDやSSDが浮き上がり取り出すことができるので簡単です。
イメージとしては、スーパーファミコンのカセットを取り付けたり外したりする感じです。
1台だけ取付を行いたい場合は、HDD1を使用してください。
本体前面
フロント部分には、状態表示用のLEDとクローンを作成するためのボタンがあります。
「Clone」ボタンを押すことで、HDD1からHDD2に対してコピーを行うことができます。
表示用のLEDがブルーに光るのがカッコイイので気に入っています。
まとめ
パソコンに接続して使用する場合は、未使用のHDDでしたらディスクのフォーマットが必要になります。
接続を行うことで、パソコン上に自動的にポップアップが表示されるので画面の指示に従うことで外付けHDDとして使用することができます。
また、メーカのホームページを確認すると対応OSがWindows XP、Vista、7、8、8.1となっていますが、Windows10の環境でも使用できています。
個人的にはトラブルなく使用できているので、満足しています。