社会人になってから10年以上が過ぎて結婚もし、そろそろマイホームが欲しいと思ったので、ハウスメーカーの営業マンから提案を受ける中で、僕の中でマイホームを購入する際のハウスメーカー選定基準が出来上がったので、紹介します。
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30代でマイホーム購入を意識した理由ときっかけについて
1年程前から、そろそろマイホームを購入したいと考えるようになりました。 僕自身の実家は地方にあって大学進学に合わせて上京し、卒業後はそのまま都内近郊の会社にそのまま就職をして10年以上経過しました。 ...
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全ての人に一概に言えるものではありませんが、これからマイホームの購入を考えている人の参考になればと思います。
重視したハウスメーカーの選定基準
- スムストックに対応していること
- 鉄骨を扱えること
- 高い耐震性があること
- ランニングコストを抑えられること
- 予算内に抑えられること
ハウスメーカーを決める際に重視したこと
スムストックに対応している
大手ハウスメーカー10社が協力して設立した「優良ストック住宅推進協議会」があり、参加メーカーの住宅で共通の基準を満たすものを「スムストック」として認定されます。
スムストック認定に対応しているメーカー
- 住友林業
- セキスイハイム
- 積水ハウス
- 大和ハウス工業
- トヨタホーム
- パナソニックホームズ
- ヘーベルハウス
- ミサワホーム
- 三井ホーム
- ヤマダホームズ
スムストックに認定されることにより、計画通りに点検・修繕をしてることや耐震性を証明できるため、売却時の査定を正しく行ってもらえるメリットがあります。
終の棲家として住宅を購入するなら、スムストック認定などは不要で、自分で家の修繕を計画・実行すればよい話ですが、僕は将来的には地元に帰りたいという思いも残っているので、手放したい時に正しく査定をしてもらうことが重要でした。
そのため、スムストック認定をしてもらえる上記10社の中からハウスメーカーを決める必要がありました。
鉄骨を扱っているハウスメーカーであること
鉄骨建築にするか木造建築にするかについては、迷ったポイントでしたが、さまざまなハウスメーカーの営業マンからお話を聞く中で、初期の段階から鉄骨建築を採用する方針で検討しました。
ハウスメーカーによって一長一短なので、全てが下記に当てはまるわけではありませが、主に以下のことが言われています。
鉄骨建築の特徴
- 木造建築と比較するとコストが高い
- 工場生産のため、安定した品質
- 木造建築と比べると通気性や調湿性は低く、断熱性が低いので断熱材や空調を考慮する必要がある
- 大空間を作りやすい
- 資産価値を残しやすい
- 木造建築と比較すると火災保険料を抑えることができる
木造建築の特徴
- 鉄骨建築と比較するとコストを抑えられる
- 職人よる手作りなので、品質にムラがでる可能性がある
- 木材を使用するため、通気性や調湿性が高く、断熱性が高い
- 耐震性の関係で柱が必要になるため、大空間や開放感のある間取りを作りにくい
- 資産価値を残しにくい
- シロアリ対策が必要
- 木材の温かみを感じることができる
今回、とくに安定した品質や資産価値を残したいとうことを重要視したので、鉄骨建築にしたいと考えていました。
高い耐震性
鉄骨建築で考えた時に代表的な建物構造として以下の2種類あり、それぞれ特徴が違うことが分かりました。
どちらでも耐震性については十分だと思いますが、建物の自由度が高いのはラーメン構造なので、今回はラーメン構造にしました。
ラーメン構造の特徴
- 柱と梁を溶接で一体化させて剛接合することにより、柱と梁で構成された「枠」の中に補強材を配置する必要がないため、自由度が高い
- ブレース構造に比べるとコストは高くなる傾向がある
ブレース構造の特徴
- 柱と梁で構成された「枠」の中に補強材を配置する必要があるため、設計に制約がでる
ランニングコストを抑えられること
建てる際にイニシャルコスト(初期費用)を抑えるか、ランニングコストを抑えるためにイニシャルコストを上げて設備のグレードアップするかについては難しいところですが、今回はイニシャルコストよりも、ランニングコストを抑えられるメーカーを基準に選ぶことにしました。
主なランニングコスト
- 外壁などの建物にかかるメンテナンスや修繕費用
- 光熱費
- 火災保険料
予算内に抑えられること
家を購入する際に1番気になるポイントが予算内に抑えられることです。
お金を積めばスペックの高い住宅を購入できますが、人ぞれぞれ年収や予算が違うため、毎月支払可能な金額を元にローンの総額を決め、土地の購入や諸経費を引いた残額から手の届きそうな範囲のハウスメーカーにすることにしました。
ハウスメーカーによる坪単価については、調べると掲載されているので、建てたい家の大きさを元におおよその金額を算出できます。
また、ファイナンシャル・プランナーとのこれから発生するお金などを相談しながら、具体的な毎月の支払金額を元にローンの総額を決め、ハウスメーカーの選定をしました。
まとめ
最終的に上記に記載のハウスメーカー選定基準を元に絞り込んでいった結果、セキスイハイムで家を購入することにしました。
さまざまなハウスメーカーの営業マンから話を聞いて、各社特徴が全く違うので一概には比較できないため、最後までハウスメーカー選びは迷いましたが、重視したいポイントを整理してから消去法で決めました。
人それぞれ重視したいポイントは違うので、正解はありませんが、参考にしてもらえればと思います。