つい先日、ダイキンの電気ストーブを購入したので紹介します。
感染症対策のため、自宅の書斎で仕事をする状況が続いていますが、賃貸マンションに住んでいるため、書斎にはエアコン等の暖房器具がありません。
いつかは退去する予定なので、実費でエアコンの取り付け工事をするのも、もったいないと思い、取り付けをしていませんが、寒波の影響で書斎の室温も10度以下になることもあり、辛くなってきました。
去年は自宅よりも職場にいることが多かったので、センゴクアラジンのポータブルガスストーブ(SAG-BF02)を使用していましたが、1日10時間以上の使用になってくると1日に2本のカセットガスを消費してしまい交換や処分等が大変だと感じることが増えたので、気軽に使用できる電気ストーブを購入することにしました。
今回購入したのはダイキンのセラムヒートERFT11WS(2020年モデル)です。
ERFT11WS(2020年モデル)と2021年モデル(ERFT11XS)がありますが、機能差はなく、違いはわずかなのため、安く購入できたERFT11WS(2020年モデル)を今回購入したました。
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お勧めポイント
- 心地よい暖かさ
- デザインがカッコイイので部屋に馴染む
- 電源のON・OFFや熱量の調整をダイヤルでできるので、操作がシンプルで簡単
- 速暖モードを使用すると運転開始時にすぐに暖まる
- 人感センサーが搭載されているので、節電できる
- 用途に合わせて縦向きと横向きで使用できる
- 角度が上向きに3段階(30度)の調整できる
気になるポイント
- リモコンで操作できると嬉しかった
- 電気ストーブなので部屋全体を暖めることはできない。(室温は上がらないのでスポット的な使い方になる)
- 本体が赤くならないので、稼働しているかが分かりにくい。(子供がいる家庭ではとくに注意が必要)
仕様と旧モデルとの違い
仕様いついて
仕様については以下です。
ERFT11WS(2020年モデル)の仕様
- 電源:単相100V 50/60Hz
- 消費電力:250W~1100W
- サイズ(縦使用時):H663×W342×D342mm
- サイズ(横使用時):H502×W577×D342mm
- 重量:8kg
- 電源コードの長さ:2m
2020年モデルと2021年モデルの違い
ERFT11WS(2020年モデル)と2021年モデル(ERFT11XS)の違いについては、電源ケーブルの材質の変更と長さの違いのみです。
機能的な差異はないので、もしERFT11WS(2020年モデル)が安く売られていて電源ケーブルの長さが2メートルで許容できるなら、旧モデルの購入も有りだと思います。
項目 | ERFT11WS(2020年モデル) | 2021年モデル(ERFT11XS) |
電源ケーブルの長さ | 2メートル | 3メートル |
ケーブルの種類 | ゴム平形ケーブル | キャブタイヤケーブル |
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- 本体
- 保証書
- 取り扱い説明書
使用した感想
操作が簡単
電源のON・OFFや、温度調整はダイヤルを回すだけで済むので、操作がとても簡単です。
本体の電源が入っていても、セラミックヒーター部分や反射板が赤くならないので電源が入っているか分かりにくいですが、電源が入っている場合はダイヤル部分のLEDが光ので見分けをつけることができます。
出力しているパワーはデジタル表示になっているので分かりやすく、パワーの調整は300~1100Wまでの調整が可能です。
僕は普段セラムヒートを足元に置いていて、500W前後で使用することが多いです。
注意ポイント
消費電力は最大1100Wになるので、電源タップ等を使用したタコ足配線で使用することはできないので注意が必要です。
心地よい温かさ
エアコンや石油ストーブのように風が出るわけではないため、空気が汚れたり乾燥してしまうことがありません。
遠赤外線の効果で体の分子を震わせて発熱を行うので、体の表面だけではなく芯から温まることができます。
部屋全体を暖める使い方はできませんが、10度以下の室温でもセラムヒートを足元に置いておくだけで十分体を温めることができるので、他の暖房器具は不要だと今のところは感じています。
また、仕事や勉強時にメインで使用をしていますが、エアコンを使用していないため、空気はスッキリとしていて、足元のみがポカポカなので、眠くなることが減りました。
用途に合わせて縦・横向きにできる
【縦向き】
【横向き】
使用する場所や用途に合わせて縦・横に自由にスタイルを変えることができ、左右70度への首振りにも対応しています。
そのため、1人で使用する時は縦向きで固定しての使い方や、家族で使用する場合は、横向で首振りをして使用するといった使い方ができます。
僕は普段、足元に置いて使用しているので、横向きで固定して使用することが多いです。
人感センサー
人感センサーが搭載されているため、部屋に人が居ないときは、パワーを抑えた運転ができます。
僕はデスクの前に座って作業をしていることが多いので、人感センサーの恩恵はあまり受けたことがありませんが、家事などをしていて部屋間を行き来することが多い方には、嬉しい機能だと思います。
ポイント
電気代の節約にもつなげることができる。
また、人感センサーをONにしておくことで、セラムヒートの電源を消し忘れてしまっても自動でOFFにしてくれるため、万が一の時には役に立つ機能だと思います。
部屋全体を暖めることはできない
エアコンや石油ストーブのように暖かい空気を送れるわけではないので、部屋全体を暖める用途には向きません。
試しに1時間ごとに室温を測定しましたが、ほとんど変化はなかったため、セラムヒートはエアコンや石油ストーブなどの他の暖房器具との併用や、台所や脱衣所での使用などのスポット的な使用がメインになると思います。
僕の書斎にはエアコンがないのでセラムヒートを足元に置いて仕事や勉強していますが、発熱量が高いので十分体を温めることができています。(部屋は温まりせんが、体は温かいです。)
掃除も簡単
ガード部分は完全に外すことはできませんが、開くことはできます。
そのため、ほこりや汚れが気になった際は、掃除ができるようになっています。
まとめ
暖房器具としては少し価格が高いですが、性能や操作性がとても良いので満足しています。
エアコンや石油ストーブと違い、部屋全体を暖めるわけではなく体を温める使い方になるので、部屋全体を暖めたいと考えている方には向かないと思います。
個人的にこのセラムヒートを使っていて良かったことは、エアコンを使用した時のように空気が乾燥したり、モアっとした空気にはならないので、仕事や勉強中に眠くなってしまうことがないことです。
足元のみを暖めているので、頭はスッキリとしています。
エアコンがなくてもこのセラムヒートのみで、十分に体を温めることができるので、今年の冬はセラムヒートで乗り切りたいと思います。