ファンクションキー(F1~F12)を使いこなしている人は少ないと思いますが、ファンクションキーを使用することによって、画面更新や半角・全角変換などを1ボタンでできるため、知っていると便利なキーのひとつです。
僕は毎日PCを使って文章を作成する際や、ブラウザを使用して情報を検索する際に、ファンクションキーを使用することで、作業効率を上げています。
この記事ではWindowsでのファンクションキーの使い方について、紹介します。
ファンクションキーとは
ファンクションとは英語で「機能」という意味があるため、ファンクションキー(F1~F9)とは機能を割り当てられたキーを意味します。
ファンクションキーで可能な操作
ファンクションキーで可能な操作は以下です。
ファンクションキーで可能な操作
- 「F1」:ヘルプ表示ができ、デスクトップ画面で実行した場合、「windows 11 でヘルプを表示する方法」が起動できる
- 「F2」:ファイル、フォルダー、アイコン等の名前変更ができる
- 「F3」:エクスプローラーやブラウザで、検索窓ボックスを開くことができる
- 「F4」:ExcelやWordで直前の操作を繰り返すことができる
- 「F5」:ウィンドウの更新ができ、ブラウザで実行した場合は、現在開いているタブの再読込みができる
- 「F6」:ひらがなに変換できる
- 「F7」:カタカナに変換できる
- 「F8」:半角カタカナに変換できる
- 「F9」:全角アルファベットに変換できる
- 「F10」:半角アルファベットに変換できる
- 「F11」:アクティブウィンドウ(現在操作中の画面)を全画面表示にできる(もう一度押すことで、元のサイズに戻せる)
- 「F12」:Office(ExcelやWord等)の場合、名前をつけて保存できる。ブラウザの場合は、開発者ツールを表示できる
これだけは覚えてほしいファンクションキー
F2キー(名前変更)
僕の中では、「F2」キーは最も使用頻度の多いファンクションキーで、ファイルを選択した状態で「F2」キーを押すことで、ファイル名を直接編集できるため、右クリックして「プロパティ」から変更する必要がありません。
そのため、ファイル名を変更したい時に操作するステップを減らすことができるので、使用する場面も多いと思います。
F3キー(検索)
「F3」キーは検索用のファンクションキーで、主に以下のことができます。(「control」キー+「F」キーと同様の操作ができます)
できること
- エクスプローラー:目的のファイルを検索できる。
- ブラウザ:表示されている画面の中から、特定の文字を検索できる。(ハイライト表示が可能)
僕の場合は、キーの位置が近いことから「control」キー+「F」キーを使用することが多いので、「F3」キーはほとんど使用していませんが、検索機能は使用したい場合は、覚えておくと便利です。
注意ポイント
エクスプローラーやブラウザでの使用に限定されるため、Office(ExcelやWord等)では使用できません。
F5キー(画面更新)
「F5」は主に画面更新用のファンクションキーで、現在開いているタブの更新ができます。
僕は、ブログの記事を更新した際に変更内容が反映されているかの確認や、エクスプローラーで操作した内容(ファイル削除・コピー等)が反映されていない等、画面表示がおかしいときに使用しています。
F9キー(全角アルファベット)
「F9」キーは入力中の文字を全角アルファベットに変換するためのファンクションキーです。
このファンクションキーは便利で、平仮名で入力している際に全角英数字に切り替える必要がないことや、ウェブサイトなどで住所を入力する際に、全角数字で入力しなければいけない時に半角入力していて、登録できなかったミスを無くすことができます。
「F9」キーを押すたびに「小文字」、「大文字」、「頭文字のみ大文字」に変換できます。
F10キー(半角アルファベット)
「F10」キーは入力中の文字を半角アルファベットに変換するためのファンクションキーです。
F9キーと同様に平仮名で入力している際に半角英数字に切り替える必要がないことや、「F10」キーを押すたびに「小文字」、「大文字」、「頭文字のみ大文字」に変換できます。
まとめ
ファンクションキーを使用することで、キー操作を短縮できるため、覚えておくと便利です。
全てのファクションキーを覚えたり、使用する必要はありませんが、自分がよく使用するものだけを覚えておくと作業の効率化できるので、使ってみてください。