自宅でPC作業をする際に使用しているマウスについては、以下の記事でも紹介しているロジクールの「MX Master 3S」をメインで使用していますが、一日中作業をしていると手首が結構疲れるので親指でマウス操作できるトラックボールマウスが以前から気になっていました。
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MX Master 3Sについては、握った時のフィット感が良い事や快適にスクロールができるので気に入っていますが、長時間の使用はどうしても手首に疲れがきてしまいます。
そのため、親指トラックボールマウスと併用することで手首への負担を抑えたいと思い、今回ELECOMの「M-XPT1MRXBK」を購入したので紹介します。
お勧めポイント
- 親指操作のため、手首に負担が掛かりにくい
- 専用ソフトで3つのカスタムボタンに機能を割り当てることができる
- マウスを動かす必要がないので、狭い場所でも使用できる
- マウスを握った時のフィット感がよい
- 単3電池駆動のため、バッテリーの劣化を気にする必要がない
気になるポイント
- スクロール時のゴリゴリ感が気になることがある
- トラックボール操作に癖があるので、使う人を選ぶ
- 細かい作業をするなら、通常マウスの方が精度が高い
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- インターフェイス:USB ※有線/無線2.4GHz接続モードの場合
- 対応OS:Windows、macOS
- 分解能:500/1000/1500カウント(切り替え可能)
- 適合規格:Bluetooth 4.0 Class2 / プロファイル:HOGP(HID Over GATT Profile)※Bluetooth接続モードの場合
- 電波到達距離:最大10m
- 読取り方式:光学センサー方式
- ボタン数:8個 ※ホイールボタン含む
- ホイール数:1個
- 横スクロール機能:有
- レシーバ収納:有
- 2.4GHz接続モード時:ローエナジーモード:約134時間、ハイスピードモード:約91時間
- Bluetooth接続モード時:ローエナジーモード:約167時間、ハイスピードモード:約104時間
- 電源:単3形アルカリ乾電池
- 定格電圧:1.5V
- カラー:ブラック
- 外形寸法(マウス本体):幅108.0mm×奥行135.0mm×高さ47.7mm
- 質量(マウス本体):約147g ※電池を含まず
- 外形寸法(レシーバ):幅13.1mm×奥行18.0mm×高さ5.7mm
- 質量(レシーバ):約2g
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- マウス本体
- USBレシーバ
- 動作確認用単3形アルカリ乾電池
- ユーザーズマニュアル
- 有線接続用ケーブル
使用した感想
親指でのトラックボール操作が快適
このマウスの特徴である親指でのトラックボール操作は、人によって合う合わないがあると思います。
購入した最初の頃は親指でのトラックボール操作がやりにくく、全く使いこなせなかったので売却してしまうことも考えましたが、3日程使用していると徐々に慣れてきて思うような操作ができるようになりました。
暫く使ってみると手首を動かす回数が減ったことにより、以前よりも手首や腕の疲れを感じることが減ったため、最初の頃は使いにくいと感じるかもしれませんが、とりあえず根気よく使用してみることが大切だと思います。(どうしても慣れない場合は、自分には合わなかったと割り切った方がよいと思います。)
スペースをとらない
マウスを動かして操作する必要がないため、狭いスペースでもマウスを置くことさえできれば、十分操作できます。
マウス本体のサイズは若干大きいですが、マウスを置く場所さえあれば使用できるので、省スペースで作業をする方にもお勧めできると思います。
握りやすい
マウスのサイズが全体的に大きめにできているので、手の小さな方には持ちにくいと感じるかもしれませんが、標準的な手の大きさの方でしたら、マウスを覆うように自然な形で握ることができるので、手のフィット感としては悪くないと思います。
3種類の接続が可能
以下の3パターンでの接続ができる仕様になっているため、使用用途に合わせて接続方法を変更できます。
接続方法
- Bluetooth接続
- USBレシーバによる接続
- Micro-USBによる有線接続
僕の場合は複数のPCを使い分けて使用する必要があるため、以下の記事でも紹介しているHyperのドッキングステーション(HyperDrive Gen2 12ポート)にPCを接続して外部ディスプレイ出力やPC周辺機器の接続をしているので、付属のUSBレシーバをドッキングステーションに接続して使用しています。
そうすることで、Bluetooth接続の切替をしなくてもドッキングステーションのケーブルをPCに刺せば自動的に接続ができるようにしています。
Micro-USBによる有線接続を使用すれば単三電池が不要になるメリットがありますが、ケーブルが邪魔になるので使用していません。
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また、使用していないUSBレシーバについては、マウス本体に収納できるので紛失する心配がありません。
単三電池で動く
Bluetooth接続やUSBレシーバによる接続の場合、単三電池を使用する必要があります。
充電が切れたら電池を購入しなければならないのでランニングコストは掛かってしまいますが、リチウムイオン電池による充電方式のマウスと比べるとバッテリーの劣化や充電をする手間はありません。
一長一短なのでどちらがいいかは人それぞれ違うと思いますが、個人的にはバッテリー寿命を気にせずに使用できるので、単三電池方式でよいと思います。
スクロールのゴリゴリ感は気になるかも
ロジクール「MX Master 3S」特有の滑らかなスクロールと比較をすると、スクロールのゴリゴリ感が若干気になるかもしれません。
スクロールの細かい感触については分かりやすいので、使用中にとくに困ることはありません。
カスタムボタンを割り当てることができる
標準だと右クリック・左クリックボタンと進む・戻るボタンが使用できますが、エレコムマウスアシスタントを使用することで、3つのカスタムボタンに追加で機能を持たせることができます。
まとめ
親指で操作するトラックボールマウスを使うためには慣れが必要ですが、慣れてしまえば使い勝手がよく手首への負担についても減らすことができます。
最初はELECOM純正のトラックボールでも十分操作可能で満足していましたが、使用していく中で少しでも操作性を向上させたいと思い、Perixxのトラックボール(PERIPRO-303)に変更しました。
変更した結果、見た目のデザインや操作性を向上させることができたので、気になった方は以下の記事も合わせて読んでください。
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トラックボールマウスは人によって、合う合わないがあると思いますが、気になった人は使ってみてください。