日経から発売されている「なぜシリーズ」について紹介します。
この日経のなぜシリーズは本の名前にある通り、それぞれの本にある題名についての「なぜ」を解決してくれる大変素晴らしい本です。
このなぜシリーズは僕が会社に入社した新人の頃に大変お世話になった本で、今でも大切に保管しています。
写真では、3つしか写していませんが上記以外にも電子書籍で持っています。
ポイント
本の内容について定期的に最新の情報を取り込んだアップデートが入っているため、最新の版を購入するようにしてください
こんな人にお勧めしたい
これからIT業界を目指す人
1番読んでもらいたい人は、これからIT業界を目指す人や会社に入社したばかりの新人の方です。
僕自身の失敗した経験談ですが、文系学部出身で学生時代にはプログラミングはしたことがありませんでした。
パソコンの使用用途と言えば、WordやExcelでのレポート作りやGoogleでの情報収集がメインだったため、なぜパソコンが動くのかについての仕組みも理解できていないまま会社に入社していまい、新人研修の際に講師の人が何を言っているか理解できないことが多く苦労しました。
最終的にはそのまま、職場に配属されてしまったので、仕事が理解できなくつらい思いをしました。
未経験やパソコンに詳しくなくても、会社で研修があるから問題ないと思ている人もいるかもしれませんが、正直なところ基礎知識がないと講師の人が話していることを理解できない状態のまま研修が終わってしまうこともあるため、基礎的な知識をある程度身につけておく必要があります。
その際に、この「なぜシリーズ」を読んでおくことである程度知識を補うことができます。
日常のなぜを解決したい人
また、日常生活で当たり前に使用している電話やネットワーク、パソコンなどがなぜ動いているのかについて、探求心があって気になっている人にもおすすめできる本です。
正直なところ、この本の内容については少し難しいところがありますが、一通り読むことによってふわっと全体をある程度理解できるようになります。
この本を読むときの注意点
この本を読む時の個人的に思う注意点をまとめました。
まずは理解できなくても読んでみる
正直、この本の内容については親切に書いてあるので分かりやすくはなっていますが、いきなり全てを理解するのには難しい物があります。
そのため、まずは理解できなくてもとりあえず読み切って、どこに何が書いてあるのかについてある程度理解してから2回目で、内容を読み解くことをお勧めします。
Googleを活用する
上記でも記載していますが、この本だけで全てを理解するのには難しいものがあります。
まず1回目で何がどこに書いてあるのかについてある程度理解できたら、2回目で内容を理解できるように読み解いていく必要があります。
その際に、つまずいたことや分からなかったことはGoogle検索して調べる必要があるため、この作業が1番大変ですが、読み終わると本の内容を自分の知識として定着させることができます。
おすすめのなぜシリーズ
僕が今まで読んできた、おすすめの「なぜシリーズ」を紹介します。
コンピュータはなぜ動くのか
パソコンの動く原理が分かるようになります。
内容としては、入力・演算・出力から始まり、ハードウェアとソフトウェア、プログラミング、データベース、ネットワークなどが分かりやすくまとめられているので、これからエンジニアを目指す方の1冊目としてお勧めです。
ネットワークはなぜつながるのか
TCP/IP、LAN、光ファイバなどの技術について記載されています。
日常生活で使用しているネットワークについての理解が深まると思うので面白いと思います。
システムはなぜダウンするのか
多くの情報システムのトラブル事例(銀行ATM停止、座席予約不能、株の誤発注など)を元に解説をしているので、読んでいて面白いです。
内容についても、比較的分かりやすく記載をしてあるのでお勧めです。
プログラムはなぜ動くのか
CPU、メモリー、プログラムの動作環境などを解説しつつ、Widnowsが動く仕組みについても記載されています。
この本に記載されている内容はプログラミング本というよりは、プログラムが動くまでの仕組みや流れについて解説されています。
電話はなぜつながるのか
電話が繋がるまでの流れについて、紹介されています。
正直、最近固定電話を使用する機会は減っていると思いますが、まだまだ会社などでは使用していると思うので知っておくと面白いと思います。
まとめ
日経の「なぜシリーズ」は、さまざまな種類のテーマについて扱われているため、自分の興味のあるテーマや、学びたいことに合わせて購入してもらえればと思います。
個人的にこのなぜシリーズはお勧めできる本だと思うのでぜひ、読んでみてください。