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初代DSC-RX100を令和にいまさら購入【レビュー】

以前から気軽に使用できるコンパクトカメラが欲しいと思っていました。

いろいろと調べていくと初代DSC-RX100が自分にとってベストな機種だと分かったので、今回購入しました。

普段はα7RⅡをメインで使用しているので、購入した初代DSC-RX100はサブ機としての扱いになります。

この記事では2022年になってから、なぜ10年前のカメラを購入したのかについてと実際の使用感について紹介します。

中古で購入する際の注意ポイント

個人売買より保証がある量販店で購入する

DSC-RX100の発売日は2012年なので、初期のものだと製造されてから約10年経過していることになり、カメラ本体の故障リスクも高くなっています。

そのため、メルカリやヤフオクなどの個人売買よりもソフマップやカメラのキタムラなどの安心できる中古ショップで保証を付けて購入することがお勧めです。

個人売買と中古ショップを比較しても数千円しか価格が変わらないので、大きな違いはありません。

僕は、ソフマップでBランク品を19980円で購入し、故障した際に3割負担になる3年保証を1040円付けました。

新旧2種類のバージョンがある

購入するまでは知らなかったのですが、DSC-RX100には2種類のバージョンが存在しており、若干仕様が異なります。

大きな違いとしては、新モデルではFnボタンに6項目×2段の計12項目とマニュアル露出でのISOオート設定が可能になったことです。

※旧モデルではFnボタンに6項目×1段の計6項目とマニュアル露出でのISOオート設定不可。

もし、気にされる方は購入時に注意してください。

見分け方

  • 旧モデル(2012年~2016年に製造):Ver1.00又はVer1.10
  • 新モデル(2017年以降に製造):Ver2.00

旧モデルではVer2.00にアップデートすることはできません。

いまさら購入した理由

昔から気になっていた

この機種が発売された当初から存在は知っていましたが当時の価格が6万円前後と高額で、学生の自分にとっては高嶺の花でした。

2012年はスマホがやっと普及したくらいの時代でカメラ機能もそこまで良くなかったため、写真を撮影するためにNIKONのP310(コンデジ)を常にバックに入れていました。

P310も当時は人気のあるカメラでよい写りでしたが、1インチのセンサーサイズは魅力的でした。

社会人になってからは一眼レフに切り替えてしまったため、DSC-RX100のことはすっかり忘れていましたが、最近当時欲しかったことを思い出し、購入することにしました。

お散歩カメラとして丁度良い

普段メインで使用しているカメラはα7RⅡですが、レンズと本体を合わせると重量が1㎏を超えてしまうので日頃から重たいと感じていました。

DSC-RX100 の総重量が240gで比較すると約4分の1の重量になるため、大幅な軽量化をすることができます。

また、今まではカメラを持ち運ぶために近所の散歩でもリュックを使用していましたが、ボディバックにすることができるので、身軽になります。

軽いことはカメラを持ち出す心理的なハードルを下げることができるので、シャッターを押す回数を増やすことができ、よい写真を撮るチャンスも増えることにつながります。

中古相場が安い

流通台数も多いいため、中古相場も依然と比べるとかなり価格が落ちています。

相場的に20000円前後で購入することができるので、カメラを始めたい人やサブ機が欲しい人にはお勧めな選択肢だと思います。

開封

中古で購入したので全ての付属品は揃っていませんが、通常だと以下のものが入っています。

同梱品

  • DSC-RX100本体
  • microUSBケーブル
  • 純正バッテリー(NP-BX1)
  • ACアダプター
  • リストストラップ
  • ショルダーストラップアダプター

使用した感想

28mmから100mmまでをカバーできる

光学3.6倍ズームで広角28mmから中望遠100mmまでをカバーすることができます。

散歩にカメラを持ち出す時には荷物を軽くするためにSEL55F18Z(55㎜)、旅行に行くときはレンズ1本で済ませるためにSEL24105G (24mmから105㎜)という使い分けをしていましたが、DSC-RX100は28mmから100mmまでをカバーすることができるので万能なカメラです。

普段から使用していた焦点距離に近いので違和感なく使用することができ、標準ズームレンズなので使い勝手は抜群です。

高い描写力

カールツァイスレンズにコンパクトカメラとしては大きな1型COMSイメージセンサーが搭載されているので、10年前のカメラとは思えないぐらい高い描写力があり、今のカメラと比較しても大きな遜色はないと思います。

作例でも紹介していますが、ミラーレスカメラで撮影した時のように背景もしっかりとボケてくれるので、綺麗な写真を撮ることができます。

microUSB接続

最近のミラーレスカメラやコンデジのほとんどが充電やデータ転送する際にはUSB Type-Cケーブルを使用しますが、DSC-RX100はmicroUSBケーブルが必要になります。

ここは古いカメラなので仕方ないことですが、microUSBケーブルだとデータ転送が遅いので、パソコン本体にSDカードを刺してデータ転送するようにしています。

接続端子が古い規格なので、好みが分かれるポイントだと思います。

コンパクトだけど手のフィット感は薄い

カメラ本体はコンパクトで持ち運びには便利ですが、通常のミラーレスカメラにあるようなグリップがなく平らなので手のフィット感はとても薄いです。

落下防止のため、何かしらのストラップ等は必須だと考えた方がよいです。

そのため、僕はフィンガーリングストラップを付けてから撮影をするようにしています。

詳細については今後別の記事で紹介する予定です。

作例

まとめ

10年前のカメラですが、現在でも十分通用する性能はあると思います。

まだ、使い始めたばかりで撮影枚数や機能を全て使い切れているわけではありませんが、外出時は日々持ち出してたくさん写真を撮っていきたいと思います。

現行モデルのDSC-RX100M7を購入すると新品で10万円を超えてしまいますが、DSC-RX100だと中古で20000円前後で購入できるので、選択肢の一つとして考えるのはありだと思います。

気になる方は探してみてください。

DSC-RX100を使用する際に必要になるものや、合わせて購入した方がよいものについては以下の記事で紹介しているので合わせて読んでみてください。

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