通勤時や仕事終わり後のカフェ等で音楽やラジオを聞いているため、イヤホンは僕の生活に欠かせないものです。
仕事では以下の記事でも紹介しているShokzの骨伝導イヤホン(OpenRun Pro)をメインで使用しており、それ以外ではBOSEのQuietComfort Earbuds IIをメインで使用しています。
充電を忘れることがよくあるため、バッテリーが切れた時のことを考慮して、以前SOUNDPEATS様からご提供いただいた「Air4 Pro」も常にバッグの中に入っていて時々使用していますが、今回再び新しい商品を試してほしいと依頼を受けたので「RunFree Lite2」について紹介します。
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お勧めポイント
- 5000円以下で購入できるイヤホンの中では音や着け心地が高い(コスパ高い)
- 最大15時間の連続再生が可能なので、丸一日使用できる
- 耳を塞がないので周囲の音を聞きながら音楽やラジオを楽しめる
- ホールド力があるので、ランニングでの使用時もずれない
- IPX4に対応しているので、汗をかいても大丈夫
- マルチポイントに対応している
気になるポイント
- 音は漏れるので使用する場所は限定される。(図書館や部屋の中では聞こえます)
- マルチポイント対応ですが、Bluetooth接続を切り替えるためには、事前に現在接続している機器側でBluetooth接続を解除しなければいけない
- デザインの好みは分かれる
この記事は商品提供を受けて作成しています
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- Bluetooth:version:5.3
- 対応プロファイル:A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID
- 対応コーデック:AAC,SBC,LDAC対応コーデック:AAC,SBC,LDAC
- 通信範囲:10M
- 本体寸法(L*W*H):134.31mm*115.04mm*48.97mm
- NET:約25g
- GROSS:約233g
- 防水規格:IPX4
- バッテリー容量:120mAh(イヤホン)
- 最大再生時間:約15時間
- イヤホン本体充電時間:2時間
- 充電ポート:USB Type-C
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- SOUNDPEATS RunFree Lite2イヤホン
- 充電ケーブル(USB Type-A USB Type-C )
- 取扱説明書
使用前にすること
使用する前には、以下からSOUNDPEATSのアプリをダウンロードして、ファームウェアのアップデートを確認します。
RunFree Lite2を使用する際に、アプリがなくても使用できますが、本体ファームウェアのアップデートをすることで、機能追加や不具合の改善ができるため、更新したほうがよいです。
更新自体は簡単で、Bluetooth接続した状態でSOUNDPEATSのアプリを起動させると、アップデートがある場合、更新のポップアップが表示されるので、画面の指示に従い操作します。
試しに本体ファームウェアのアップデートを確認しましたが、「ハードウエアは最新バージョンです」の表示になっていたので、今回アップデートはしていません。
また、アプリを使用することでイコライザー等を自分の好みに合わせて変更できます。
使用した感想
使い心地について
RunFree Lite2は、耳を塞がないオープンイヤー型イヤホンのため、周囲の音は聞こえるけどしっかりと音楽やラジオ等の音声を聞くことができます。
耳を塞がないので当然、ノイズキャンセリング機能はないため、音を集中して聞くというよりは、トレーニングや家事等で周りの音を聞きながらのながら聞きするためのイヤホンという特徴があります。
僕は毎日決まったコースをランニングしていて、その際はノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを使用していました。
試しにRunFree Lite2を使用してランニングをしてみたら、今まで聞こえなかった虫の鳴き声や川の流れる音等の周囲の音を聞くことで、季節の変化を感じたり等の新しい発見がありました。
使い心地については、ランニングなどの少し激しい運動をしてもずれることはなく、耳への締め付けも強くないので、快適に使用できます。
ポイント
オープンイヤー型イヤホンのため、音は漏れます。外ではそこまで音漏れは気になりませんが、図書館や自分の部屋等の静かな空間だと音がはっきりと聞こえるので、使用する場所は限定されます。そのため、個人的には外や自宅等の使用がメインになり、公共施設や静かにしないといけない場所での使用は控えた方がよいと思います
音質について
対応コーデックはSBC、AACの一般的なものと、ハイレゾで使用されるBluetoothコーデックであるLDACにまで対応しています。
音を言葉で表現するのは難しいですが、音が1つ1つ鮮明に聞こえるとか、ドンシャリな感じというわけではなく、無難な印象です。
オープンイヤータイプのイヤホンを今まで使ったことがなかったので、勝手な印象ですが音は小さくこもって聞こえるのかと思っていましたが、大口径の16.2mm複合バイオダイナミックドライバーを使用しているためか、しっかりと耳まで届くのにはビックリしました。
ノイズキャンセリング機能はありませんが、カナル型やインナーイヤー型イヤホンと同じように音をしっかりと聞くことができます。
操作性について
右側には操作するためのボタンが3つ用意されており、それぞれ以下のことができます。
操作ボタンについて
- 中央のボタン:電源ON・OFF・ペアリング
- プラスボタン:音量を上げる、長押しで次の曲へ
- マイナスボタン:音量を下げる、長押しで前の曲へ
ボタン数が少なく、操作がシンプルなことや直観的な操作が可能なので、操作性については悪くないと思います。
操作性で気になることがあるとすれば、マルチポイントの仕様です。
僕はPCとスマートフォンに接続して使用していますが、Bluetooth接続を切り替えるためには、事前に現在接続している機器側でBluetooth接続を解除しなければいけないことが手間に感じています。
以前紹介した「Air4 Pro」だとBluetooth接続を解除しなくても、後から再生した機器の音声が優先して再生され、別の機器で再生していた音声は停止する仕様だったので、そこは残念なポイントでした。
もちろん価格差はあるので、上位機種との差別化ポイントだと思いますが、下位機種でも上記の仕様になれば嬉しいなと思いました。
ポイント
RunFree Lite2の場合、2台の機器とBluetooth接続できますが、接続を切り替えるためには、事前に現在接続している機器側でBluetooth接続を解除しなければいけない
USB Type-Cケーブルで充電できる
RunFree Lite2本体にUSB Type-Cの充電端子があるので、付属のケーブルまたは普段から使用しているUSB Type-Cケーブルを使用して充電可能です。
付属のケーブルの長さが短いため、以下の記事でも紹介しているCIOのL字型ケーブルを使用して充電していますが、問題なく充電できているので、付属のケーブルが短くて使いくいと感じている方は、好みのUSB Type-Cケーブルへの交換がお勧めです。
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まとめ
SOUNDPEATSの「RunFree Lite2」ですが、5000円以下で購入できるオープンイヤー型イヤホンとしてはお勧めです。
安いイヤホンは、接続が不安定でまともに使用できなかったり、音量が小さかったり、音がこもって聞こえたりするイメージがありましたが、RunFree Lite2はとくに違和感なく、普通に使用できるため、コスパは非常に高いと思います。
僕の使い方としてランニングでの使用がメインになっていますが、イヤホン本体側で音量調整や曲の変更ができることや、運動中でもイヤホンがずれることがないため、快適に使用できています。
オープンイヤー型のため、仕方のない部分ではありますが音漏れはあるため、使用する場所を考えて購入することをお勧めします。