以前からフィルムカメラで写真を撮影しており、メインでMINOLTAのα-7を使用していますが、フィルムカメラだとデジタルカメラとは違い、フィルムや現像代などのランニングコストが発生するため、気軽に写真を撮ることができません。
そのため、Aマウントレンズを購入しても防湿庫に眠らせてしまっていることが多く、活用の幅を広げるためにもAマウント対応の一眼レフカメラが以前から欲しいと思っていたので、今回SONYのデジタル一眼レフカメラ「α700」を購入したので紹介します。
正直なところ、α900を第一候補として考えていましたが、価格相場が高いことや、なかなか良い個体に出会えなかったことなどから、比較的価格が安いα700を購入しました。
お勧めポイント
- Aマウントレンズが使用できる
- 一眼レフ特有の味わいのある写真が撮影できる
- 操作がシンプルで分かりやすい
- 中古相場が安い
- 質感が高く高級感がある
- 液晶モニターの表示が奇麗なので撮影した写真が分かりやすい
気になるポイント
とくになし
購入した理由
Aマウントレンズを使いたかった
冒頭でも記載していますが、フィルムカメラで写真を撮ることも多く、メインでMINOLTAのα-7を使用しています。
撮影したいものに合わせて数種類のAマウントレンズを所有していますが、MINOLTAのα-7でしか活用の幅が無かったので、以前からもったいないと思っていました。
SONYにはAマウントに対応したデジタル一眼レフのαシリーズがあるので、フィルムカメラ以外でレンズの活用の幅を広げたかったからです。
中古相場が安い
最初に購入しようとしたα900の中古相場が7万円前後なのに対して、α700は2万円以下で購入できるため、購入する際の敷居が低かったことや、中級機なので耐久性が高いことも購入を決めた理由のひとつです。
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- 画像数:1310万画素(総画素)、1220万画素(有効画素)
- マウント:Aマウント
- 撮像素子 :APS-C 23.5mm×15.6mm CMOS
- 撮影感度:標準ISO100~3200 拡張ISO6400
- 記録フォーマット:JPEG/RAW
- 液晶モニター:3インチ 92.1万ドット
- ファインダー形式:ペンタプリズム
- ファインダー倍率:0.9倍
- ファインダー視野率:95
- 記録メディア:コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ、メモリースティック Duo、メモリースティックPRO Duo
- インターフェース:USB2.0、AV出力、HDMI
- サイズ:141.7(幅)×104.8(高さ)×79.7 (奥行き)mm
- 重量:690g
合わせ購入したもの
CFカード
撮影した画像を保存するためにCFカードが必要です。
CFカードの価格が高いことや、画像をPCに転送する際に専用のリーダーが必要になるので、SDXCカードをCFカードに変換するためのアダプタを使用しています。
詳細については、以下の記事で紹介しています。
-
サンワサプライのSDXC用CF変換アダプタ(ADR-SDCF2)をカメラ用に購入した理由と使い勝手について【レビュー】
先日、SONYのα700を購入したのと合わせてCF(コンパクトフラッシュ)カードも一緒に購入しようと思いましたが、価格が高いことや画像をPCに転送する際に専用のリーダーが必要になるので、SDXCカード ...
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液晶保護フィルム
液晶モニターを保護するための液晶保護フィルムを用意しました。
古い機種なので、専用品を見つけることができなかったため、α7用を代用して使用しています。
詳細については、以下の記事で紹介しています。
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α700の液晶保護フィルムが廃盤で無いのでα7用を代用
α700の購入と合わせて、液晶保護フィルムについても購入しました。 液晶保護フィルムを買う際にネットや店舗で探したのですが、機種が古いため、α700専用品を見つけることができなかったので、現行機種のα ...
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使用した感想
今でも通用する描写力
作例でも紹介していますが、今でも通用する描写力があります。
iPhoneなどのスマホで撮影した方が画素数が高かったり、アプリの内部処理で写真が加工されるので、誰もが奇麗だと思える写真になりますが、僕はどちらかというと一眼レフで撮影した味のある写真が好きなので気に入っています。
液晶モニターの表示が奇麗
液晶モニターが3インチ 92.1万ドットなので、最近のミラーレスカメラと同程度の表現力があります。
そのため、撮影した写真をその場で確認する際に分かりやすく、画面が見やすいので使いやすいです。
中級機には珍しく操作がシンプル
モードダイヤルは、P、A、S、Mに加えて、「風景モード」や「ポートレートモード」などのシーンセレクションを選ぶことができます。
中級機なのにモードダイヤルにシーンセレクションがついているのが珍しいと思います。
シーンセレクションモードを使うことはほとんどありませんが、これからカメラを始める方や気軽に使用したい方には、便利なモードだと思います。
所有欲を満たしてくれる
中級機ということもあり、全体的に質感が高く、高級感があります。
シャッターを切った時の「カシャッ」という音が歯切れがよいことや、手に持った時のフィット感もよく、重厚感があるため、撮影していると気分が上がります。
最近のカメラと比較すると重い
これは仕方のないことですが、最近のミラーレスカメラと比較すると大きくて重たいです。
また、Aマウントレンズを装着すると1キロ以上の結構な重さになるため、気軽に持ち出せるカメラではなくなるので、機動性を求めている方には向かないと思います。
作例
MINOLTA AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5Df
Aマウントカメラを使用する際によく使用している「AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5D」を使用した作例です。
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MINOLTA「AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5D」は旅行や散歩に使用できる万能Aマウントレンズ【購入理由・レビュー】
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MINOLTA AF APO TELE ZOOM 80-200mm F2.8
望遠レンズの「AF APO TELE ZOOM 80-200mm F2.8」を使用した作例です。
まとめ
当時の価格はボディのみで18万前後でしたが、現在だと約2万円前後で購入できます。
また、Aマウントレンズは中古で安く購入できるので、α700のボディと中古レンズを組み合わせことで、さまざまな写真を撮影できると思います。
約発売から15年程経過していますが、まだまだ十分楽しむことができると思いますし、スマホで撮影した写真や最近のミラーレスカメラとは違った写真が撮影できるので面白いと思います。