先日、Xperia PRO-I(XQ-BE42)が定価の半額以下になっていたので、衝動買いしました。
Xperia PRO-Iの存在は発売当初から知っていましたが、当時の販売価格は198,000円のため、高価なイメージしかありませんでした。
普段からスマートフォンは、連絡の手段だったり、ニュースを見たり、動画を見たりするくらいで、ゲームをするためのCPU処理能力やカメラ性能は求めていないため、ハイエンド機を欲しいと思っても、価格や用途を考えてしまうとなかなか購入できませんでした。
そんな中で、昔気になっていた機種が2023年11月の購入時点では、半額以下の価格で新品が投げ売り状態になっていたため、今使っているGoogle Pixel 6aから買い替えることにしました。
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PRO-Iの「I」の意味とは
Xperia PRO-Iの「I」はイメージング(Imaging)を表している
お勧めポイント
- Xperia PRO-I デビュー当時の販売価格198,000円から10万円以上値下げしている(2023年11月時点)
- 高級コンデジと同等の1.0型イメージセンサーを搭載しているので、表現力のある写真や動画が撮影できる
- 瞳AF等の高性能なAFが使用できる
- 写真のボケ感が奇麗
- デジタルカメラのようなUIが使いやすい
- 本体にストラップホールがついているので、ストラップをつけることができる
- 21:9アスペクト比の縦長のため、Twitter(X)、やInstagram、各種WEBサイトの表示される情報量が多い
- まだまだ、現役で使用できる処理能力(動作が軽い)
購入する際に気をつけるポイント
- ワイヤレス充電には非対応
- Wi-Fi 6Eには非対応
- 2023年11月時点で約2年前の機種のため、今後どこまでアップデート対応できるか不明
仕様について
仕様については以下です。
仕様
- カラー:フロストブラック
- サイズ(幅×高さ×厚さ): 約72mm×約166mm×約8.9mm
- 重量:約211g
- バッテリー容量:4500mAh(内蔵電池)
- OS:Android 11
- CPU:Qualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platform
- 内蔵RAM:12GB
- 内蔵ROM:512GB
- 外部:microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
- ディスプレイ:約6.5インチ/有機EL 21:9ワイドディスプレイ/4K/HDR対応/120Hz駆動
- メインカメラ 16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2
- メインカメラ 24mm(広角):有効画素数約1220万画素/1.0型 Exmor RS CMOSセンサー/F値2.0・4.0
- メインカメラ 50mm(標準):有効画素数約1220万画素/F値2.4
- 3D iToFセンサー:有
- フロントカメラ:有効画素数約800万画素/F値2.0
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Bluetooth:ver.5.2
- 外部デバイス:USB Type-C
- 防水:IPX5/IPX8
- 防塵:IP6X
- おサイフケータイ:有
- 情報取得/リンク(NFC):有
- 生体認証:指紋
- 3.5mmオーディオジャック:有
- フルセグ/ワンセグ:無
- ワイヤレス充電:非対応
- SIM:nano SIM
- デュアルSIM:対応(DSDS、DSDV)
- 対応バンド(5G):n3, n28, n77, n78, n79
- 対応バンド(LTE):Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
- 対応バンド(3G):Band 1, 5, 6, 8, 19
- 対応バンド(GSM):850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz
開封
同梱品については以下です。
同梱品
- 本体
- 保証書
- スタートアップガイド
- 取扱説明書
合わせて準備したいもの
ガラスフィルム
ガラスフィルムについては液晶ディスプレイを保護できるので、可能であれば準備したいアクセサリーです。
今までの経験上、低価格帯のガラスフィルムの場合、性能差はあまり感じないため、Amazonで安く売られているものを購入しました。
充電器・ケーブル
最近はスマートフォンを購入しても、充電器や充電ケーブルは付属しないため、事前に準備する必要があります。
僕の場合は、以下の記事でも紹介しているCIOの充電器と充電ケーブルを使用しています。
ポイント
最大30Wの急速充電に対応しているので、充電器やケーブルは30W以上の充電に対応しているものがお勧めです。
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使用した感想
16mm超広角、24mm広角(ZEISSレンズ)、50mm標準が使用できる
16mm超広角、24mm広角(ZEISSレンズ)、50mm標準の3つのレンズが搭載されているため、撮影シーンに合わせて切り替えることができます。
また、中央下部には3D iToFセンサーが搭載されていることにより、瞬時にカメラと被写体の距離を計算できるため、正確なオートフォーカスが可能になっています。
実際にAFを試してみても、ミラーレスカメラ並みに追従したり、瞳AFの精度も高く、被写体にピントを合わせやすいので、カメラの性能はピカイチです。
レンズによるF値の違い
- 16mm(超広角):F2.2 12MP
- 24mm(広角):F2.0/F4.0 12MP※F値を切り替えることで、ボケや光の量を調整できる
- 50mm(標準):F2.4 12MP
コンデジを意識したUI
SONY提供の「Photography Pro」を使用することで、コンデジの設定画面に近いUIで、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなどのさまざまな設定をマニュアルで変更できます。
普段からSONYのαシリーズやRXシリーズを使用している方の場合、直観的に操作するこができると思います。
もちろん、操作が難しい方にはBASICモードが用意されているので、一般的なカメラアプリのようにボタンを押すだけでの撮影についても可能です。
注意ポイント
- ファイル形式は「RAW」「RAW+JPEG」「JPEG」から選択可能ですが、「RAW+JPEG」にした場合、ドライブモードで連続撮影できない
- MENUでズーム設定を「デジタルズーム」と「AI超解像ズーム」の2種類選べますが、AI超解像ズームの場合、保存に時間が掛かるため、連続でシャッターが切れない場合がある
動画用の「Videography Pro」や「Cinema Pro」もありますが、僕はカメラをメインで使用しているため、あまり使用していません。
ストラップホールがついている
本体にストラップホールがついてるので、コンデジ用のカメラストラップやフィンガーストラップを装着できます。
写真を撮影するために、外出先でもスマホを取り出すことが多くなり、落下の危険性も高くなるため、カメラストラップやフィンガーストラップ等の落下防止のアクセサリーについては、着けた方がよいと思います。
使い勝手の良いサイドボタン
サイドボタンについては、全て右側に集約されており、上部から以下の構成になっています。
サイドボタンの構成
- ボリュームボタン
- 指紋認証センサー一体型電源ボタン
- ショートカットキー
- シャッターボタンが並ぶ
右手親指での操作が基本ですが、とくに使いにくいといったことはありません。
個人的に気に入っているポイントとしては、指認証の精度が高く操作性もよいので、ストレスなくスマホのロック解除ができる点と、ショートカットキーをカスタムできる点です。
ショートカットキーについては、初期値として動画撮影アプリ「Videography Pro」が割り当てられていますが、日常使いを優先して今は「PayPay」を割り当てています。
手にフィットするサイズ感
画面サイスが6.5インチあるため、スマホとしては大きめですが、本体の横幅がスリムになっているので、手にフィットする設計になっています。
最初は本体サイズが大きいため、少し抵抗感がありましたが、慣れてくると使いやすいです。
作例
近所のカフェでの撮影
撮影情報
- 絞り:F2
- 露出:1/15秒
- ISO:400
雪山での撮影
撮影情報
- 絞り:F2
- 露出:1/4000秒
- ISO:100
イルミネーションでの撮影
撮影情報
- 絞り:F2.2
- 露出:1/15秒
- ISO:1250
まとめ
Xperia PRO-Iを衝動買いしましたが、全体的に処理能力が高いため、日常使いで困ることがない点や、コンデジのようにカメラの設定をマニュアルで細かく変更して撮影できる点が満足しています。
2023年11月現在、新品を半額以下で購入できるため、もし気になった方は早めに購入の検討をしてみてください。