Nintendo Switchの画面キャプチャーを取得したり、パソコンの画面を使用してゲームをするためにChilisonのHDMIキャプチャーボードを購入したので紹介します。
Nintendo Switch本体でも画面キャプチャーの取得は可能ですが、設定画面などは仕様で画面キャプチャーの取得ができないので購入することにしました。
この記事では実際に使用した感想や気になったポイントなどについて紹介するので、これから購入する方の参考になればと思います。
お勧めポイント
- パソコンを外部モニターとして使用することができる。(ゲームなどで使用できる)
- 出力している映像をキャプチャー(保存)したり、配信したりすることができる。
- コンパクトなので邪魔にならない。
- USB3.0接続なので、ほとんどのパソコンで使用することができる。
気になるポイント
- ゲームをしていてタイムラグが気になることがある。
仕様について
仕様については以下になります。
仕様
- 最大HDMI入力解像度:4K
- ビデオ入力形式:8/10/12bit色深度
- ビデオ出力モード:YUV、JPEG
- 最大ビデオ出力解像度:1080P
- オーディオ形式:L-PCM
- 入力伝送距離:≤10m(標準AWG26 HDMIケーブルの場合)
- 最大動作電流:0.4A/5VDC
- 動作温度:-10〜+55℃
ChilisonのHDMIキャプチャーボードを使用する際に必要になるパソコンのスペックは以下になります。
必要なパソコンスペック
- CPU:デスクトップi5-3400以上、ノートパソコン i7-3537U 2.0GHZ以上
- グラフィックカード:デスクトップ NVIDIA GT630以上、ノートパソコン NVIDIA GT735M以上
- メモリ:4G RAM
僕は普段、Core i5 7300Uでメモリ8.00GBのパソコンを使用していますが問題なく使用できています。
使用しているパソコンの詳細については、以下の記事で紹介しています。
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Windowだけではなく、Macでも使用することが可能です。
開封
パッケージの外観はとてもシンプルです。
同梱品については以下になります。
同梱品
- HDMIキャプチャーボード
- 取り扱い説明書
使用した感想
コンパクトで軽量
本体サイズが非常にコンパクトなので、持ち運びにも困りません。
本体重量は約20gしかなく外部電源も不要なので、シンプルに使用することが可能です。
十分な性能
最大3840x2160@60Hzの入力解像度、最大1920x1080@60Hzの出力解像度に対応しています。
僕は普段、OBS Studioを使用してSwitchの映像を1920x1080でパソコンに表示させていますが、映像の乱れやカクツキなどはなく使用できています。
普通に使用する分にはとくに困ることはありません。
価格が安い
価格も安く2000円前後で購入することが可能です。
最初は価格が安すぎるため、まともに使用できるか半信半疑でしたが、問題なく使用できています。
この価格でSwitchやiPadの映像をパソコンに表示することができ、正常に使用することができるので満足度は非常に高いです。
パソコンでゲームを楽しめる
以下の記事でも紹介していますがHDMIキャプチャーボードを使用することによって、パソコンの画面でゲームをすることができます。
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自室にテレビやモニターがないけどゲームをしたい方や、外出先にモバイルディスプレイを持っていくのが苦な人は選択肢の1つになると思います。
注意するポイントとしては、映像の解像度は問題ないのですが複数の機器を経由するので若干タイムラグが生まれてしまう点です。
使用しているソフトウェアやパソコンのスペックも関係するので一概には言えませんが、気になる人はいると思います。
僕は普段、OBS Studioを使用してパソコンでゲームをしていますが、操作した際のラグが少し気になったので、アクションゲームなどには向かない可能性があります。
iPadの画面をキャプチャーできる
USB Type-Cに対応したマルチハブを使用することによって、USB Type-Cに対応したiPadの画面をパソコンに出力することも可能です。
現状、使用頻度は低いですがiPadの操作をキャプチャーする際は有効に活用できそうです。
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まとめ
2000円前後で購入できるHDMIキャプチャーボードとしては、優秀だと思います。
僕のメインの使い方はSwitchの映像をノートパソコンに出力してプレイすることですが、カメラを接続することによってWEB会議やリモート飲み会などにも活用することが可能です。
1920x1080の解像度があるので日常使いでとくに困ることはなく、ゲームで遊んだり、Web会議でも使用することができるので1つ持っておくと様々なシーンで活用することが可能です。