少し前からCatGPTとかGeminiなどの生成AI等が登場して話題になっているため、僕自身もプライベートで何度が使っていたり、企業様からの依頼などでも試していますが、実際はいまだに生成AIを使用することが定着していません。
何か簡単な調べ物をする際は、プロンプトを細かく考えてAIに質問するよりはググってしまう方が便利だと感じますし、AIが必ず正確な答えを出せるわけではないので、必要な情報を集めて自分で整理して答えを考える方が向いているから使っていないのだと思います。
ただ、最近は仕事が忙しくこのブログの更新をする時間も取れていないので、ベースは生成AIで作成して、自分自身で考えた独自の要素を追加していく方が効率的ではないかと考えていた時に、生成AIの「ChatArt」を使用する機会があったので、紹介します。
生成AIとは
人工知能(AI)の一種であり、データやパターンから新しい情報やコンテンツを生成する能力を持つシステムを指します。
生成AIは、画像、音声、テキストなどの多様なデータ形式を扱うことができ、その応用範囲は広く、深層学習やニューラルネットワークなどの技術を活用しており、自然言語処理、画像生成、音声合成などの分野で活用されています。
また、生成AIは創造性や想像力を持つことができるため、芸術作品の生成や新しいアイデアの発想などにも活用されています。
※上記については生成AIにより、文章を作成しています。
この記事はメーカー様より依頼を受けて作成しています
インストール版とWEB版の2種類ある
機能差異については分かりませんがインストール版とWEB版の2種類用意されているので、今回はWEB版を使用しました。
使ってみた
準備
使用するためには、アカウントを作成してライセンスを有効にする必要があります。
最初、英語のみの表示で画面操作が分かりにくかったのですが、右上から言語を日本語に変更することで操作が分かるようになったので、言語の変更は最初にしておくことがお勧めです。
試してみた
ChatArtのライセンスがあると以下の機能が使用できるようです。
- AIライター
- AIチャット
まずは、AIライターの「記事ジェネレーター」を使用してみました。
まずはトピックにブログ記事を書きたいテーマを記載して、「生成する」をクリックします。
キーワードリストが表示されるので、含めたいキーワードにチェックを入れて「生成する」をクリックします。
「概要を生成する」をクリックすると章構成を表示することができるので、「生成する」をクリックします。
右側に章項目に合わせた内容で、記事の文章を自動生成することができました。
文章内容についてもとくに違和感がなく、現場経験が豊富なベテランエンジニアが記載した文章になっていたので、改めてAIの性能には驚きました。
次にAIチャットを使用してみました。
使い方はシンプルで調べたいことやアイデアを出すための壁打ちで会話したいことを記載して、送信することで答えをもらうことができます。
また、以下の代表的なAIを切り替えて使用できるみたいです。
- GPT3.5
- Gemini
- GPT4.0
- Claude 3
マニュアルやできることがWEBで公開されていないので、仕様についてはよく分からない部分がありますが、一応それぞれ動かすことはできました。
ただ、検証のためにChatArtでGeminiを使って「先月のニュース」を教えてくださいと検索した結果、なぜか2023年3月のニュースが返ってきました。
ブラウザから直接Geminiを使って「先月のニュース」を教えてくださいと検索した結果、なぜか2024年5月のニュースが返ってきました。
同じAIを使用していますが、AIなので表示される情報が若干変わることはあると思いますが、ChatArtのGeminiは古い情報が表示されていたので、正しくAIが切り替わっているかはわかりませんでした。
上記について、メーカーに問い合わせたところ、不具合について認識していただき、バグ解消に向けて取り組んでいるとのことです。
まとめ
全体的に使ってみた感想としては、最初は使いこなすのが難しそうだと思いましたが、意外と直観的な操作で簡単に使うことができました。
個人的には、使い方やできることの記載されているマニュアル等があればよいなと思いました。
また、AIが生成した情報については間違っている可能性があるので、最後の内容確認については自己責任で行う必要があります。
最近話題のAIですが、アイデアを出したり、文章などのベースを作るのには役に立つので、今後もいろいろと試していく中で自分に合ったAIを見つけていきたいと思います。